10月30日(木) 上佐波賀筏(晴れ) 小潮
秋の数釣りシーズンなのですが、前回、数釣りはおろか、カウントサイズのチヌの顔を拝む事すら出来ませんでしたので、少々頭を冷やす時間を設けて、爺さんの事ですから、返り討ちに遭うのは目に見えているのですが、再度、強欲な事を考えて挑戦する事にしました。釣行日は30日の木曜日で、釣行先は何時もの上佐波賀です。自宅を3時頃に出発します。国道の温度表示は5℃を表示しています。良く冷え込んだ朝です。途中、タヌキが交通事故に遭った現場を通ったり、キツネが車の前方を横切ったりと、気の抜けない早朝ドライブです。安全運転で舞鶴を目指します。今回もR9→R27→黒鯛釣具さん→佐波賀のルートで車を走らせます。黒鯛釣り具さんで、オキアミLL1パック、サナギ小1袋、ヌカ2袋、市販用のヌカダンゴ1箱を購入します。5時15分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が2台停まっています。直ぐにもう1台車が到着します。今朝は良く冷え込んでいますので、久しぶりに防寒着を着用する事にします。船頭さんも到着されましたので、何時ものように渡船名簿に記入して、渡船代3000円を支払います。爺さんを含めて5人の釣り人さんを乗せて出船です。
6時頃、上佐波賀筏群に到着します。先ずは1人の釣り人さんが6番筏に上がられます。次に爺さんが11番筏に上がります。後の3人の釣り人さんは下佐波賀筏群に向かわれます。筏に上がり海の色を見ますと、海面に膜を張った汚いゴミが筏周りに浮かんでいます。透明度も何時より悪いような気がします。また高潮の影響かどうかは分かりませんが、ゴミがかなりの数浮かんでいます。海面だけを見ますと、気分良くかかり釣りを楽しむとは言いにくい状況です。釣座位置を北向きに構えます。荷物を釣座位置付近に集めます。仕掛けの準備をする前のもろもろの準備を行います。モロモロの準備に時間を取られます。漸くモロモロの準備が終わりましたので、荷物の整理をしてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール China Reel ライン 2号通し 錘 なし 鈎 伊勢尼10号)
6時50分頃、かかり釣りスタートです。刺し餌はオキアミ、サナギ、コーンです。エサ取り達の活性にもよりますが、エサ取り達の活性が低ければオキアミを主にして、エサ取り達の活性が高ければサナギ、コーンを主にして、抱き合わせでチヌを狙いたいと思います。期待を込めて、刺し餌のオキアミサナギの抱き合わせダンゴに包んで投入します。着底。暫く静観します。ダンゴを突く反応が出ません。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出します。直ぐに“コツコツ、クー”強めの反応で穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。何か鈎掛かりしました。海面に姿を現したのは、最近よくお目にかかるヨコスジフエダイの幼魚でした。1投目から刺し餌に反応してきましたので、今日は魚達の活性が高い日かも知れません。チヌへの期待が高まります。手返しを繰り返します。7時10分頃からボラらしきダンゴ突きが出だします。ますますチヌへの期待が高まります。
足元の海面を見ますと、バリコの大群がダンゴを投入するたびに乱舞しています。バリコが底に降りないように祈るだけです。手返しを繰り返します。連続でヨコスジフエダイの幼魚が鈎掛かりして海面に姿を現します。珍しい事です。これも温暖化の影響かも知れません。舞鶴湾の海水温度も高いですので、そのうちに熱帯魚が釣れるかも知れません。今は冗談で書いていますが、現実にならない事を祈りたいと思います。今日はサナギやコーンが持ちません。サナギは皮だけになって上がって来ます。コーンはキレイに取られてしまします。オキアミは瞬殺状態です。ハゲの活性が高いようです。刺し餌のサナギコーンをハリスダンゴで投入しますが、弱い刺し餌を啄む反応で取られてしまいます。ボラも時々ダンゴを突いてくれるのですが、ダンゴを割るだけの力強さはまだありません。徐々に力強くなってくると思いますので期待したいです。ラインの巻き上げ途中で、鈎先の残っている刺し餌の欠片を喰って、良型アジが海面に姿を現します。アジが底に陣取りますと少々厄介な事になります。ますますサナギやコーンが持たなくなってしまいます。困った事です。
8時前後から良型アジの活性が高く、刺し餌がダンゴから抜けますと、直ぐに喰ってきて、合わせを入れますと鈎掛かりしてしまいます。1投毎にアジが刺し餌を啄んで来ますので、なかなかチヌまで刺し餌が届かない状況になってしまいます。困った事です。良型のアジですので、サナギやコーンを喰って来ますので、どうかわすか頭が痛いです。徐々にボラのダンゴ突きに力強くなって来ます。面白くなって来ました。ボラを掛けないように注意をしなくてはいけません。9時15分頃、刺し餌のサナギコーンの抱き合わせをハリスダンゴで投入します。着底。暫く静観していますと“ゴツゴツゴツゴツ、グー”ダンゴではなく、刺し餌を啄む反応が穂先に出ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”竿を持つ手に重さが伝わって来ます。竿を通して伝わってくる感触はボラです。それも大ボラを掛けたようで、重くてなかなか底を切れません。四苦八苦して何とか底を切ってからも、重さを伴ったキツイ突っ込みに腕が悲鳴を上げています。強引にやり取りして、漸く海面直下に魚影を確認する事が出来ました。長いです。腹付近にスレ掛かりした大ボラです。重いはずです。ハゲかアジが刺し餌を啄んでいる時に近くに居たようです。ボラを掛けましたので、ダンゴ突きがなくなるかと思ったのですが、2投目からボラのダンゴ突きが戻って来ましたので、爺さんホッとしています。
9時50分頃、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラに突かれてハリスダンゴが割られます。穂先の動きに神経を集中します。“コツコツ”穂先を押さえ込まない反応が穂先に出ています。西方向に流れています潮に押されて、刺し餌が西方向に流されます。あおる感じで穂先を上下させますが反応が出ません。元の位置に刺し餌を戻して、少し上に誘い上げますと重さが乗って来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”竿を通して伝わってくる感触は小チヌのようです。小チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面直下に魚影を確認します。間違いなく小チヌの魚影です。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。有難い事です。このサイズの小チヌですと、竿下には数居ると思うのですが、何が障害となって刺し餌を喰ってこないのか、頭の悪い爺さんには良く分かりません。
小チヌとは云へ、何とか刺し餌を喰ってくれましたので、手返しにも力が入ります。しかし手返しを早めますと、ハゲやアジの活性も上がって来るようで、刺し餌がダンゴから抜けると直ぐに取られてしまいます。ボラも力強くダンゴを突いてくれます。面白いダンゴ釣りです。これでチヌが喰ってくれると万々歳なのですが、爺さんが考えているほど現実は甘くありません。チヌの喰いっ気が上がって来る事は有りません。10時20分頃、刺し餌のオキアミコーンの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。穂先の動きに神経を集中します。ボラにダンゴを割られて刺し餌が飛び出します。穂先の動きを凝視していますと“コツコツコツ、クー”キレイに穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。何か鈎掛かりしました。感触的にはチャリコのようです。海面に姿を現したのはヘダイでした。舞鶴湾では以前あまり見かけなかったのですが、最近チョコチョコ見かけるようになりました。徐々に勢力を増して来ているのかも知れません。チヌ狙いには少々厄介です。次の1投でもヘダイが鈎掛かりして海面に姿を現します。困った事です。
10時45分頃、サナギコーンの抱き合わせをハリスダンゴで投入します。着底。穂先の動きに神経を集中します。ボラに突かれる事なく自然にダンゴが割れます。ダンゴが割れたことを確認するために、少し上へ誘い上げて直ぐに穂先を下げます。着底と同時に穂先が大きく押さえ込まれます。即、大合わせを入れます。“ガツン”合わせを入れて竿を起こした感触はボラです。またまたボラを掛けてしまったようです。学習能力に劣る爺さんです。困った事です。今回は小ボラのようです。強引にラインを巻いて海面に浮かせます。間違いなく小ボラでした。気落ちしていても仕方が有りませんので、「ボラ居れば近くにチヌが居る」ことを信じて手返しを繰り返します。ボラもダンゴを突いてくれています。アジやハゲも元気一杯で、爺さんの思うようなかかり釣りをさせてくれません。自然相手の遊びですので仕方が有りません。エサ取り達に翻弄されて時間だけが過ぎて行きます。11時50分頃、刺し餌のコーンをダンゴに包んで投入します。底から1ヒロ半位上の所でダンゴが割れてしまいます。ラインを1ヒロ半ほど引き出して落とし込んで行きます。着底したと思われますが、再度確認のために竿を持ち上げますと“グッグッ”刺し餌のコーンを銜えている感触が竿を持つ手に伝わって来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。感触から小チヌが刺し餌を喰ってくれたようです。刺し餌を動かしたのが誘いになったようです。小チヌの突っ込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。有難い事です。
何とか昼前に小チヌですが、また爺さんの相手をしてくれました。有難い事です。これで昼ご飯を頂く事にします。今日もパンの昼ご飯です。天気も良く、温かい日差しを浴びてのんびりと昼ご飯を頂きます。朝の冷え込みの寒さに比べて、昼間のこの暖かさは年を重ねた爺さんにとって天国です。12時15分頃から午後のかかり釣りを開始します。刺し餌のオキアミサナギをダンゴに包んで投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。少しボラの活性が落ちたのか、ダンゴを割るまで突いてくれません。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出します。穂先の動きに神経を集中していますと“コツコツコツ、クー”少し強めの反応から穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。何か鈎掛かりしました。感触的にはチャリコのような気がします。海面に姿を現したのはまたまたヘダイでした。手返しを繰り返します。相変わらずアジやハゲの活性は高いままです。エサ取り達に翻弄されながら時間だけが過ぎて行きます。今日も16時納竿と船頭さんに伝えていますので、片付け等考えますと、実釣は15時30分までです。それまでに何とかカウントサイズのチヌが来て欲しいと、強欲な事を考えている爺さんです。ひたすら手返しを繰り返しましたが、残念ながら、納竿時間までにカウントサイズのチヌが、爺さんの相手をしてくれる事は有りませんでした。この所、巡り合わせが少々悪いようです。「次回は何とか巡り合わせが良い日に当りますように。」
釣果:(小チヌ2枚 27cm 27.5cm)