12月26日(火) 上佐波賀筏(晴れのち曇り) 大潮
師走も押し迫って来ましたので、今年の竿納めを何時にするか悩んでいる爺さんです。26日の火曜日に釣行するか、それとも28日の木曜日釣行するか、悩みに悩んで26日の火曜日に釣行する事にしました。釣行日が決まれば今度は何番の筏で竿を出すか悩みます。悩みに悩んで11番筏で竿を出す事にしました。佐波賀渡船さんに電話を入れますと、12月の29日から1月の7日まで休船との事ですので、26日の11番筏を予約する事が出来ました。少々風がうるさそうですが、我慢できる程度の風と思われますので、竿納め釣行で今週もまたまた上佐波賀に出向くことになりました。自宅を3時30分頃に出発します。国道の温度表示は−3℃を表示しています。良く冷え込んでいます。今回もR9→R27→黒鯛釣り具さん→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。黒鯛釣り具さんで、オキアミLL1パック、ヌカ2袋、黒鯛釣り具さんオリジナルダンゴ中1箱を購入します。5時50分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。防寒着を着込み、身支度を整えて荷物を船着き場に運びます。先客さんと雑談していますと船頭さんが到着されます。渡船代3000円を支払い、先客さんと爺さんの2人を乗せて出船です。
薄暗い中、上佐波賀筏群を目指します。6時25分頃、上佐波賀筏群に到着します。先ずは爺さんが11番筏に上がります。先客さんは西隣の12番筏に上がられます。相変わらず薄暗い中での準備ですので、薄暗い中でも出来る準備を行います。徐々に明るくなって来ましたので、海面を見ますと、やはり前回と同じように透明度が良くなって来ています。強くは有りませんが、吹き付けて来ます風はやはり冷たさを感じます。前回は指が悴んで鈎が結べませんでしたので、今回は使い捨てカイロを持参しましたので、何とか鈎が結べるのではないかと期待しています。練炭を持参すればよいのですが、爺さんは練炭の匂いがだめですので、持って来たくても持って来る事が出来ません。悩ましいです。周りが完全に明るくなりましたので、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール China Reel ライン 2号通し 錘 なし 鈎 伊勢尼10号)
7時10分頃からかかり釣りを開始します。手洗い用の海水が冷たいです。今の所、使い捨てカイロの効果を感じる事が出来ません。困った事です。刺し餌は何時も通りのオキアミとコーンの抱き合わせです。スーパーで購入しました牡蠣のむき身は、状況を見ながら使いたいと思います。オキアミコーンの抱き合わせをハリスダンゴで投入します。着底。“ゴツ”刺し餌を啄む強い反応が一瞬穂先に出ます。“ゴツ”同じような反応が続けて穂先に出ます。連続で反応が出ると合わせを入れられるのですが、年を重ねますと一瞬の反応にはついて行く事が出来ません。悲しいですがこれが現実です。反応がなくなりハリスダンゴが自然に割れましたので、ラインを巻いて確認します。オキアミは綺麗に取られていますが、コーンは鈎に無傷でついています。何がオキアミに反応したのか正体を確かめたいものです。手返しを繰り返しますが、同じような反応が穂先に出る事は有りません。オキアミは取られますがコーンは無傷です。一投ごとに穂先に反応が出ますので、手返しにも力が入ります。しかしなかなか合わせを入れられるような穂先の押さえ込みが出ません。8時頃、漸く刺し餌に反応している魚の正体を確認する事が出来ました。“コツコツコツ、クー”弱い刺し餌を啄む反応から少し穂先を押さえ込んだ所で合わせを入れますと、フグが鈎掛かりして海面に姿を現します。その後、良型のアジ、チョットコマシなガシラが鈎掛かりして海面に姿を現します。時々フグが鈎ごと持って行きますので、悴んだ指で鈎を結ばなくてはいけませんので、少々頭にきている爺さんです。使い捨てカイロは役に立ちません。困った事です。
フグの活性が落ちれば直ぐにアジに取って代わり、アジの活性が落ちればガシラの活性が上がって来る事を繰り返しています。ボチボチチヌからの反応が欲しい爺さんですが、爺さんの思っているように事は運んでくれません。チヌからの反応が凄く遠いです。今日はワンチャンス有ればよい日なのかもしれません。ひたすら手返しを繰り返します。9時45分頃、ハリスダンゴが割れてからの穂先の押さえ込みを合わせて大ボラを掛けてしまう爺さんです。ボラの気配が全くない状況での鈎掛かり、頭の悪い爺さんには良くわからない状況です。おそらくダンゴには反応しませんが、ダンゴ周りにはボラがウロウロしているのだと思われます。ボラを掛けないように注意しなくてはいけないようです。10時過ぎ頃からボラと認識出来るダンゴ突きが出だします。面白くなって来ました。しかしダンゴを割るほどの活性は有りません。ボラの周りにはチヌも居るはずと思い込んでいる爺さんですので、手返しを早めてチヌからの反応を待ち続けている爺さんです。しかしフグ、アジ、ガシラ、ヒイラギに翻弄されて時間だけが過ぎて行きます。12時までひたすら手返しを繰り返しましたが、チヌと思われる反応を穂先に出す事が出来ませんでした。12時になりましたので昼ご飯を頂きます。今日もパンとカップラーメンの昼ご飯です。のんびりと頂きます。
12時15分頃から午後のかかり釣りを開始します。午後からの一投目はエサ取り達に刺し餌を取られてしまいます。12時20分頃、二投目のオキアミコーンハリスダンゴを投入します。着底。直ぐにハリスダンゴが割れます。穂先の動きを凝視していますと“コツコツコツ、クー”刺し餌を啄む少し強めの反応から穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”竿を持つ手に魚を掛けた感触が伝わって来ますが軽いです。しかし小気味よい突っ込みで相手をしてくれます。どうやら小チヌを掛けたようです。小チヌとのやり取りを十分に楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。小チヌが居ればカウントサイズのチヌも周りにいると信じて、カウントサイズを目指して手返しを繰り返します。14時前、オキアミコーンハリスダンゴを投入します。着底。ダンゴが自然に割れます。穂先の動きに神経を集中します。反応が穂先に出ませんので、上への誘いを掛けるため穂先を少し持ち上げますと“グ、グ、グー”刺し餌を銜えている反応が竿を持つ手に伝わって来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。シャープな突っ込みが始まります。このシャープな突っ込みはチヌのようです。やり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30くらいのチヌです。有難い事です。
漸くカウントサイズのチヌが来てくれました。有難い事です。手返しにも力が入ります。この頃からボラのダンゴ突きが頻繁に出だします。チャンス到来と爺さん手返しにも力が入ります。しかし相変わらず、フグ、アジ、ガシラ、ヒイラギに翻弄されている爺さんです。なかなかチヌと思われる反応を穂先に出す事が出来ません。粘り強く手返しを繰り返します。良型アジの猛攻に爺さんタジタジです。スーパーで購入しました牡蠣のむき身ではフグに鈎ごと持って行かれます。アジもオキアミより反応が凄いです。良型アジが居ついている間は、牡蠣でのチヌ狙いはかなり苦戦を強いられそうです。15時10分頃、オキアミコーンハリスダンゴを投入します。着底と同時にハリスダンゴが割れます。穂先の動きに神経を集中します。しかし穂先に反応が出る事は有りません。上への誘いを掛けようと穂先を少し上に持ち上げたのと同時に“グ、グ、グー”刺し餌を銜えている反応が竿を持つ手に伝わって来ます。先ほどのチヌと同じ反応です。即、大合わせを入れます。“ガツン”竿を持つ手に重さを伴った心地よい感触が伝わって来ます。ラインを巻いたのと同時にキツイ重さを伴った突っ込みが始まります。キツイ突っ込みでジリジリとラインを引っ張り出されます。ラインの出て行く長さを最小限に抑えて強引に竿を起こしてラインを巻きます。同じ動作を繰り返して徐々にチヌを浮かせます。海面直下に魚影が見えて来ました。間違いなくチヌの魚影です。海面浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。
有難い事に良型チヌが爺さんの相手をしてくれました。有難い事です。ワンチャンスを何とかとらえる事が出来ました。手返しにも力が入ります。強欲にももう1枚を目指している爺さんです。ボラも相変わらずダンゴを割るまでの活性は有りませんが、健気にも一生懸命にダンゴを突いてくれています。有難い事です。手返しにも力が入ります。ボラを掛けないように注意しなくてはいけません。爺さんは勢いで直ぐに合わせに行きますので要注意です。手返しを続けますが、爺さんが考えているようには、簡単にチヌが刺し餌を喰ってくれる事は有りません。エサ取り達に翻弄されている爺さんです。15時30分前、オキアミコーンハリスダンゴを投入します。着底。暫く静観していますと“ゴツゴツゴツ、ゴツゴツゴツ、グー”穂先が海面に突き刺さります。ハリスダンゴらしい豪快な反応です。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”重さを伴った心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時にキツイ重さを伴った突っ込みが始まります。この重さを伴ったキツイ突っ込みはチヌのようです。突っ込みがキツイ時は少しラインを出していなしながら徐々に浮かせます。チヌとのやり取りを十分に楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。
有難い事にまたまた良型チヌが爺さんの相手をしてくれました。午前中の状況を考えますと、ワンチャンス有ればよいと云う感じでしたが、複数枚のチヌが爺さんの相手をしてくれました。前回と似たような状況です。今回も強欲にももう1枚を目指して手返しを繰り返します。17時納竿と船頭さんに伝えていますが、片付け等考えますと16時30分までの実釣です。手返しを繰り返しますが、徐々にボラのダンゴ突きが遠のいて行きます。何とかボラがダンゴを突いてくれている間に、チヌに刺し餌を喰って欲しいのですが、なかなかチヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。前回と同じく夕時合になりますと良型アジの活性が非常に高く、チヌが口を使う時間を稼ぐ事が出来ません。ひたすら手返しを繰り返しましたが、再度、チヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。まだまだ修行が足らないことを痛感しました。しかし無事に竿納め釣行を終える事が出来ました。有難い事です。本年も時代遅れな爺さんのHPを読んで頂き有難う御座いました。来年は皆様にとって幸多き年でありますよう祈念いたします。
釣果:チヌ3枚 31cm 42.5cm 49cm
(小チヌ:1枚 25cm)