１月３１日（火）　　　　上佐波賀筏（雪のち晴れ）　　　　若潮

爺さんの都合と天気や筏の空き具合がなかなか合致しません。少々無理をしないと釣行出来ない感じですので、午前中、雪の予報が出ています３１日の火曜日に釣行する事にしました。風が強く吹かない予報ですので、何とかかかり釣りを楽しむ事が出来そうです。自宅を４時頃に出発します。雪がチラチラと舞っています。国道の温度表示は－３℃を表示しています。今回もＲ９→Ｒ２７→佐波賀のルートで車を走らせます。舞鶴に向かうにしたがい、雪が本格的に降り出して来ます。安全運転で舞鶴を目指します。５時５０分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。１台も車が停まっていません。身支度を整えていますと船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船代３０００円、牡蠣２杯分の代金２０００円を支払います。何時もの検温を済ませて、爺さん１人を乗せて出船です。

６時２０分頃に薄暗い中、上佐波賀筏群に到着します。何時も遊ばせて頂いています、７番筏に船を着けて貰います。滑らないように注意を払い筏に上がります。ズボラな爺さんですので、明るくなってから仕掛けの準備をする事にします。ようやく明るくなって来ましたので、牡蠣を割って、釣座位置であります北向き側に撒いておきます。海面を見ますと、雪代がタップリ入ってチンチンに冷え込んだ感じです。海藻や岸に有ります落ち葉などが浮かんでいます。透明度は湾奥の筏にしては良いように感じます。荷物の整理をして、ゆっくりと仕掛けの準備をします。（タックルは竿 1.37m リール China Reel ライン 2号通し錘りなし鈎伊勢尼12号）

７時過ぎ頃から牡蠣チヌ狙いを開始します。刺し餌の牡蠣の半貝を、１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観して様子を窺いますが、刺し餌の牡蠣の半貝を啄む反応が穂先に出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくりと落とし込んで行きます。着底。穂先に反応が出る事は有りません。牡蠣を割ってパラパラと竿先に撒きながら様子を窺います。チラチラと降っていました雪が本格的に降って来ます。周りが見ている間に真っ白になってしまいます。久しぶりの降雪時のかかり釣りです。爺さんは以前からカンテキを使用しませんので、手の冷たさを我慢して穂先の動きに神経を集中します。しつこく上下の誘いを掛けていますと“ジビジビジビ、ジビジビジビ、ジビジビジビ、フ～”極弱い穂先を押さえ込まない反応が出だします。時々穂先を浮かせますので、おそらくヒイラギが刺し餌の牡蠣の半貝を啄んでいるのだと思われます。時間は掛かりますが刺し餌の牡蠣の半貝を取られます。降雪の中、手返しを繰り返します。

８時４５分頃、筏の南側を探って見ます。東角で刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観していますと“コツコツコツ、コツコツコツ”少し強めの反応が穂先に出ます。穂先の動きに神経を集中させます。“コツコツコツ、コツコツコツ、クー”啄む反応から少し穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。結構な抵抗しながら上がって来ます。海面に姿を現したのはデカフグでした。デカフグが居ればチヌも居ると思い込んでいる爺さんですので、何度か落とし込んで見ますが、穂先が反応を示す事は有りません。爺さんガックリです。９時過ぎ、本降りの雪が弱くなって来ます。ヤレヤレです。

釣座位置に戻り、刺し餌の牡蠣の半貝を、１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。底から１ヒロくらい上で“コンコンコン”強い啄む反応で刺し餌の牡蠣の半貝を取られます。何度か刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込みますが、底まで刺し餌の牡蠣の半貝が持ちません。急に魚たちの活性が上がって来たようです。悪い頭の爺さんには理解不能です。牡蠣の半貝での落とし込みは無理ですので、牡蠣の両貝で落とし込む事にしました。底から１ヒロくらいのタナで啄まれますが着底します。“コンコンコン”着底と同時に強い啄む反応で刺し餌の牡蠣の両貝を取られます。何が刺し餌の牡蠣の両貝を啄んでいるのか、正体を確認するために合わせを入れますがなかなか鈎掛かりしません。９時３０分頃、底から１ヒロくらいのタナで“コンコンコン”と、刺し餌の牡蠣の両貝を啄んで来た所で合わせを入れてみます。何か鈎掛かりしました。海面に姿を現した魚を見て爺さんビックリです。１９センチのマイクロチヌです。初釣りでも鈎掛かりしましたが、寒波が続きましたので深場に落ちたと思っていたのですが、まだまだ元気に刺し餌を啄んで来ます。何度か強い啄む反応で合わせを入れますが、マイクロチヌ、デカフグが鈎掛かりして海面に姿を現します。マイクロチヌとデカフグが争って刺し餌を啄んでいるようです。厳しいかかり釣りが続きます。

マイクロチヌとデカフグが竿下に陣取りましたので、半貝が通用する南側を探る回数が増えます。南側ではヒイラギが刺し餌の牡蠣の半貝を啄んで来ます。”ジビジビジビ、ジビジビジビ、ジビジビジビ、フ～”弱い反応から穂先を浮かせて来ます。合わせを入れますが鈎掛かりしません。少し強めの“コツコツコツ”穂先を押さえ込まない反応で合わせを入れますと、ガシラが鈎掛かりして海面に姿を現します。１１時４０分頃、釣座位置で刺し餌の牡蠣の両貝を慎重に落とし込んで行きます。底から１ヒロくらいのタナで刺し餌の牡蠣の両貝を啄んで来ます。着底。穂先の動きに神経を集中させます。しかし穂先に反応が出ません。暫く静観していますと“コツコツコツ”少し強めの啄む反応が出ます。“コツコツコツ、グー”強い啄む反応から鋭く穂先を押さえ込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。竿を通して伝わってくる感触はカウントサイズのチヌのようです。シャープな突っ込みで相手をしてくれます。シャープな突っ込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面直下に魚影が見えて来ました。間違いなくカウントサイズのチヌです。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０後半のチヌです。有難い事です。

何とかカウントサイズのチヌの顔を拝む事が出来ました。有難い事です。マイクロチヌとデカフグとヒイラギに翻弄されて今日はどうなる事かと思っていたのですが、やはり辛抱強く手返しを繰り返していればチャンスが訪れる事を教えられました。１２時になりましたので昼ご飯を頂く事にします。今日もパンとカップラーメンの昼ご飯です。周りの雪景色を見ながらのんびりと頂きます。１２時２０分頃から午後のかかり釣りを開始します。マイクロチヌとデカフグとヒイラギの活性が余りにも高いですので、昼前の撒き餌をしていませんので、刺し餌を牡蠣の半貝にして落とし込んで見ます。慎重に落とし込んで行きます。底から１ヒロくらいのタナでやはり啄まれて刺し餌の牡蠣の半貝を取られます。爺さん甘過ぎです。まだ竿下に陣取っているようです。午後のかかり釣りも厳しいようです。ひたすら刺し餌の牡蠣の両貝を落とし込みます。“コンコンコン”強い穂先を押さえ込まない反応で刺し餌の牡蠣の両貝を取られます。１３時１０分頃、南側を探って見る事にしました。刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観していますと“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ”少し強めのしつこい反応が穂先に出だします。竿を持つ手に力が入ります。“コツコツコツ、グー”しつこい啄む反応から穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。感触からチヌのようです。このチヌもシャープな突込みで相手をしてくれます。爺さんでも相手が出来るくらいのチヌのようです。チヌの突っ込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０中ほどのチヌです。有難い事です。

有難い事にまたチヌの顔を拝む事が出来ました。釣座位置に戻り、マイクロチヌとデカフグとヒイラギに翻弄されながらも手返しを続けます。無反応地獄も厳しいですが、魚たちの高活性も厳しいかかり釣りを強いられます。粘り強く手返しを繰り返します。時々デカフグが鈎掛かりして海面に姿を現します。合わせが遅れますと鈎ごと刺し餌の牡蠣の両貝を取られます。困った事です。時々南側を探って見ますが、デカフグが鈎掛かりして海面に姿を現します。困った事です。マイクロチヌとデカフグとヒイラギに翻弄されて時間だけが過ぎて行きます。１４時４０分頃、南側で刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込んで見ます。１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが穂先に反応が出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくりと落とし込んで行きます。着底。穂先に反応が出ません。しつこく誘いを掛けていますと“コツコツコツ、グー”強い反応から穂先を押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。”ガツン”何時もながら心地よい感触です。感触からチヌと思われます。元気にシャープな突っ込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

何とかカウントサイズのチヌが相手をしてくれています。有難い事です。釣座位置でもチヌの顔をもう１枚拝みたいと、強欲な事を考えながら手返しを続けている爺さんです。エサ取りたちに翻弄されながらも落とし込みを続けます。時々マイクロチヌとデカフグが相手をしてくれます。毎回反応が穂先に出ますので集中力が途切れる事は有りません。１５時４５分頃、刺し餌の牡蠣の両貝を慎重に落とし込んで行きます。底から１ヒロくらいのタナでの反応が有りません。着底。反応が穂先に出ません。暫く静観していますと“コツコツコツ、グー”強い反応から穂先を押さえ込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。チヌの感触です。シャープな突っ込みで相手をしてくれます。シャープな突っ込みを楽しみながら徐々に浮かせます。中層辺りまで浮かせて来た所で急に穂先が跳ね上がります。「うそ～」爺さん得意の鈎外れです。爺さん楽しみ過ぎです。バラシタ事は仕方が有りませんので、気持ちを切り替えて手返しを続けます。徐々に納竿時間の１７時が迫って来ます。相手をしてくれるのはマイクロチヌとデカフグだけです。何とかカウントサイズのチヌに再度相手をして貰いたいと手返しを続けましたが、残念ながら再度チヌが相手をしてくれることは有りませんでした。

釣果：チヌ３枚　３１ｃｍ３４ｃｍ　３９ｃｍ