3月15日(月) 上佐波賀筏(晴れ) 大潮
厳しい牡蠣チヌ狙いが続いていますが、今週も懲りずに牡蠣チヌ狙いで釣行する事にしました。釣行先は何時もの上佐波賀です。前回、牡蠣が成長していますので、引っ張り上げます牡蠣ロープの重さ、牡蠣ロープを船まで運ぶ距離、船から筏に上げる力仕事、どれをとっても、年を重ねた爺さんにはかなりの重労働ですので、今回は牡蠣ロープを引っ張り上げた筏で牡蠣チヌ狙いをする事にしました。4番筏と19番筏で牡蠣ロープを引っ張り上げる事が出来ますが、4番筏は牡蠣チヌ狙いで今年竿を出しましたので、今年まだ竿を出したことが有りません、19番筏で牡蠣チヌを狙うために竿を出す事にしました。出船時間が6時になったようで、自宅を3時30分頃に出発します。国道の温度表示は3℃を表示しています。プラスの気温です。安全運転で舞鶴を目指します。今回もR9→R27→佐波賀渡船さんのルートで車を走らせます。5時10分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。爺さんのすぐ後ろの車も、爺さんの横に車を停められます。身支度を整えて荷物を船に積み込んでおきます。5時50分頃に船頭さんが到着されます。船頭さんや先客さん達と朝の挨拶をお互い交わします。何時もの体温測定後、渡船代3000円、牡蠣ロープ1本分の料金1500円を支払います。先客さん2人と爺さんの3人を乗せて出船です。
6時前に上佐波賀筏群に到着します。先ずは先客さんの1人が7番筏に上がられます。次に爺さんが19番筏に上がります。もう1人の釣り人さんは下佐波賀筏群に向かわれます。筏に上がり海の色を見ますと、相変わらずチンチンに冷え込んだ透明度の悪い色をしています。1年で一番海水温度の低い時期ですので、この海の色も致し方がないと思います。チヌが口を使ってくれればありがたいのですが、期待が大きければ大きいほど落胆も大きいですので、あまり大きな期待はしないようにしたいと思います。19番筏はアンカーロープが設置されていませんので、釣座位置を北向きか南向かで少々迷いましたが、とりあえず南向きに釣座位置を構える事にしました。先ずは牡蠣が大きく成長した牡蠣ロープを引っ張り上げます。年を重ねた爺さんですので、牡蠣ロープの重さが体に堪えます。何とか筏の床に引っ張り上げて、牡蠣をコレクターから剥がして行きます。コレクターから牡蠣を剥がしてから、ロープに付いたフジツボ等をタガネを使って剥がして行きます。沢山フジツボが付いていますので結構時間が掛かります。フジツボを剥がし終えてから、釣座位置前付近に牡蠣を割って撒いておきます。身の回りの整理をしてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.37m リール China Reel ライン 2号通し 錘り なし 0.5号 鈎 伊勢尼12号 海津15号)
7時過ぎから牡蠣チヌ狙いを開始します。刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込みます。徐々にタナを深くして行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。何時ものヒイラギのタナでも反応が穂先に出ません。着底。暫く静観しますが、刺し餌の牡蠣の半貝に興味を示す魚が現れる事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくりと落とし込みます。着底。静観しますが、穂先が反応を示す事は有りません。誘いと静観を繰り返しますが、刺し餌の牡蠣の半貝に興味を示す魚が現れる事は有りません。誘いと静観の間隔を長く取ってチヌからの反応を待ちますが、チヌからの反応どころか魚たちからの反応が穂先に出る事は有りません。今日も厳しい牡蠣チヌ狙いになりそうです。ワンチャンスを逃さないように穂先の動きを凝視します。しかし穂先は沈黙を守ったままです。刺し餌の牡蠣の半貝を底で切って、再度、刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込む事を繰り返します。しかし反応が凄く遠いです。ひたすら手返しを繰り返しましたが、刺し餌の牡蠣の半貝を触って来る魚が現れる事は有りません。
8時15分頃、辛抱たまらず、釣座位置を北向きに構える事にします。北向きに何かが有るわけでは有りませんが、太陽を背中に受けた方が釣りやすいと考えただけです。今日の19番筏の状況を考えれば、南向きであろうが北向きであろうがあまり変わらないと思われます。再度、釣座位置前に牡蠣を割って撒きます。撒き餌が落ち着いたころ合いを見計って、刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。相変わらず落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先が反応を示す事は有りません。インターバルを長く取って、静観と誘いを掛けてチヌからの反応を待ちます。北向き側も南向き側同様に、魚たちからの反応が穂先に出る事は有りません。やはり3月も中ごろになって来ますと、海水温度の低さで魚たちが口を使う事が出来ないようです。撒き餌と静観と誘いを掛ける事を繰り返しますが、忘れた頃にヒイラギと思われる極弱いジビジビとした単発的な反応が出るくらいです。牡蠣を掃除しながらチヌからの反応を気長に待ちます。
殆ど反応が出ない穂先を凝視してチヌからの反応を待ちます。天気は良いのですが魚達の反応が相変わらずすごく遠いです。これだけ反応が穂先に出ませんと、自然と瞼が閉じだしてしまいます。集中力が徐々に失われて行きます。眠気を振り払うために筏の彼方此方を探り歩きますが、釣座位置同様に穂先が反応を示す事は有りません。この19番筏にはアンカーロープが有りませんので、筏自体が変な揺れ方をしますので移動の時は要注意です。釣座位置でひたすら手返しを繰り返しますが、忘れた頃にヒイラギと思われる極弱い反応が単発的に穂先に出るくらいです。牡蠣掃除に専念する時間が増えて来ます。困った爺さんです。12時になりましたので、昼ご飯を頂く事にします。今日も何時ものパンとカップラーメンの昼ご飯です。のんびりと頂きます。今年はまだウグイスの鳴き声を聞きませんので、ひょっとしたらチヌの顔を拝む事が出来るかも知れません。昼ご飯を頂きながら相変わらず強欲な事を考えている爺さんです。
12時30分頃から午後の牡蠣チヌ狙いを開始します。ワンチャンスを期待して、刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。相変わらず落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先が反応を示す事は有りません。インターバルを長く取って、静観と誘いを掛けます。午後から、天気予報通り、南から東方向の風が突風を伴って吹き付けて来ます。困った事です。朝から牡蠣のむき身でも落とし込んで居るのですが、半貝より反応は多く出るのですが、むき身でも反応が凄く遠いです。ひたすら手返しを繰り返しますが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。エサ取り達も反応を示す事が少ないです。厳しい牡蠣チヌ狙いが続いています。我慢の連続ですが、チヌが刺し餌に反応した時のことを想像しながら手返しを繰り返します。期待していました夕時合も何事もなく過ぎて行きます。徐々に納竿時間の5時が迫って来ます。何とかチヌの顔を拝みたいと強欲な事を考えながら手返しを繰り返しましたが、残念ながらチヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。まだまだ修行が足らないようです。次回に期待したいと思います。