9月29日(火)    上佐波賀筏(晴れ)    若潮

4連休も終わり次の釣行を考えていましたが、29日の火曜日が釣行には適した天気なのですが、日曜日にライブカメラで舞鶴湾を確認しますと、かなりの濁りが入っていましたので、釣行日にはバスクリン色になるのではないかと考えますと、少々躊躇するのですが、いったん火が付いたかかり釣りの虫を抑え切れずに、29日の火曜日に釣行する事にしました。釣行先は何時もの上佐波賀です。出船時間が6時になりましたので、自宅を3時過ぎに出発します。国道の温度表示は14℃を表示しています。今回もR9→R27→黒鯛釣具さん→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。黒鯛釣具さんで、オキアミLL1パック、サナギ小1袋、サナギミンチ1袋、黒鯛釣具さんオリジナルダンゴ中1箱、ヌカ2袋を購入します。黒鯛釣具さんのマスターと匿名さんも下佐波賀に釣行されるようです。5時30分前に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が3台停まって居ます。東側の駐車場に車を止めます。身支度を整えて荷物を船に積み込みます。マスターと匿名さんに荷物を運ぶのを手伝って頂きます。有難い事です。6時前に船頭さんが到着されます。渡船前に各釣り人さんの体温チェックを船頭さんが行われます。渡船代はカードのハンコが10ケになりましたので、今回は渡船料金が要りません。爺さんを含めて6人の釣り人さんを乗せて出船です。

6時過ぎに上佐波賀筏群に到着します。先ずは1人の釣り人さんが7番筏に上がられます。続いて1人の釣り人さんが4番筏に上がられます。続いて1人の釣り人さんが3.5番筏に上がられます。続いて爺さんが20番筏に上がります。マスターと匿名さんは下佐波賀筏群に向かわれます。前回の釣行時とメンバーは違いますが、各釣り人さんが乗られる筏は全く同じです。まだ筏の床にはケムシが湧いています。この所の朝一の仕事で、床を海水でケムシもろとも奇麗に洗い流します。海の色を見ますと、濁りが入り透明度の悪い色をしています。バスクリン色にはなっていませんので一安心です。釣座位置を北向きに構えます。荷物の整理をしてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏-44 ライン 1.75号通し 錘り なし 鈎 海津 14号)

6時30分過ぎ頃からダンゴ釣りを開始します。先ずはオキアミサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。暫く静観しますが、ダンゴを突く反応が出る事は有りません。ダンゴが自然に割れて刺し餌のオキアミサナギの抱き合わせが飛び出します。次の反応に備えて身構えます。しかし穂先に反応が出る事は有りません。誘いを掛けますと“ジビジビジビ”極弱い反応が穂先に出ています。直ぐに反応がなくなります。ラインを巻き上げて確認しますが、オキアミサナギの抱き合わせが無傷で鈎に付いています。今日は少々活性が悪いような気がします。やはり真水の流入が原因かも知れません。この不安な気持ちを次の一投で払拭してくれる相手が現れます。オキアミコーンの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包み投入します。着底。”ツンツンツン”弱いながらもダンゴを突く反応が穂先に出ています。ボラがダンゴを突き出したようです。ボラにダンゴを割られる事なく自然に割れて刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ”オキアミを取られたようです。まだコーンが残っているはずですので、穂先の動きに神経を集中します。しかし穂先が反応を示す事は有りません。手返しを早めて魚たちの活性を上げる事に専念します。

ボラのダンゴ突きは相変わらず穂先に出ているのですが、チヌと思われる反応がなかなか穂先に出ません。ひたすら手返しを繰り返します。オキアミは瞬殺状態になって来ましたが、サナギとコーンには反応が凄く遠いです。ボラもダンゴを割るほどの活性は有りません。粘り強く手返しを繰り返します。8時頃、オキアミコーンの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包み投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラにダンゴを割られる事なく自然に割れます。刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ”しつこい反応が穂先に出ています。刺し餌を啄みながら穂先を押え込んで来ます。穂先を送りながら反応について行きます。十分に穂先を送り込んだ所で、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”軽いです。しかしこの竿に伝わってくる感触は小チヌの感触です。小チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。

小チヌとは云へチヌが来てくれましたので、手返しにも力が入ります。8時15分頃にも、刺し餌のオキアミコーンの抱き合わせを喰ってチャリコが海面に姿を現します。小チヌと大きさが変わりません。徐々に魚たちの活性が上がって来たようです。8時35分頃、刺し餌のオキアミサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラにダンゴを割られて刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ、コツコツコツ、クー”しつこく啄む反応から鋭く穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”これまた軽いです。感触から小チヌのようです。小チヌとのやり取りを十分に楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズに1ミリ足りません。ガックリです。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。

9時を過ぎますと、ボラのダンゴ突きがなくなってしまいます。前回と同じような状況です。ひたすら手返しを繰り返します。10時前、久しぶりにボラのダンゴ突きが出ます。ボラが戻って来てくれたようです。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラに突かれてダンゴが割れ刺し餌のオキアミコーンの抱き合わせが飛び出します。直ぐに“コツコツコツ、クー”刺し餌を啄む反応から穂先を大きく押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”重さを伴った感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。竿を持つ手に伝わってくる感触はボラを掛けてしまったようです。西方向に走り出します。西端に移動してやり取りを始めます。足元に突っ込み始めます。何とか牡蠣ロープに巻かれないようにしたいのですが、クソ馬力で筏の中に入ろうとします。竿でためますが、釣座位置左後ろに設置されています筏のアンカーロープに擦れたようで穂先が跳ね上がります。姿を見ていませんのでボラかチヌかは分りませんが、完全に力負けしてしまいました。参りました。

気持ちを切り替えて手返しを続けます。ボラもダンゴを突いてくれています。時々良型のアジが鈎掛かりして海面に姿を現します。アジもダンゴを啄んで居るようで、ボラとは異なるダンゴアタリが穂先に出ています。本格的にアジを狙うのであれば数が釣れるかも知れません。チヌからの反応が穂先に出る事を願いながら、ひたすら手返しを繰り返します。10時30分過ぎ、ダンゴが割れてから、オキアミサナギの抱き合わせの刺し餌で小チヌが相手をしてくれます。10時50分頃、ハリスダンゴが割れてから、サナギコーンの抱き合わせの刺し餌で小チヌが相手をしてくれます。11時15分頃、ダンゴが割れてから、オキアミコーンの抱き合わせの刺し餌で小チヌが相手をしてくれます。全てカウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。ひたすら手返しを繰り返します。12時まで手返しを繰り返しましたが、チヌと思える反応が穂先に出る事は有りませんでした。12時になりましたので昼ご飯を頂く事にします。今日も爺さんの好きな助六寿司です。のんびりと頂きます。

12時15分頃から午後のダンゴ釣りを開始します。刺し餌のオキアミコーンの抱き合わせをダンゴに包み投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラにダンゴを割られて刺し餌が飛び出します。“コツコツ、コツコツ、コツコツ”しつこい反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”これも軽いです。感触から小チヌのようです。小チヌとのやり取りを十分に楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。なかなかカウントサイズのチヌが刺し餌を喰って来ません。またこのポイントは根掛かりが凄く酷いですので、何度も何度も鈎を取られます。時々イラッとします。気持ちを出来るだけ抑えるようにして手返しを繰り返します。1時過ぎにコマシなアコウが鈎掛かりして海面に姿を現します。1時10分頃、ダンゴが割れてから、刺し餌のオキアミコーンの抱き合わせを喰って小チヌが海面に姿を現します。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。ポロポロと退屈しない程度に小チヌが相手をしてくれますので、集中力が途切れる事は有りません。1時20分頃、またまたボラを掛けてしまい、ボラのクソ馬力に突き合わされます。困った事です。

刺し餌をダンゴに包みますと、学習能力に欠けます爺さんですので、またボラを掛ける危険性が有りますので、ハリスダンゴでチヌを狙う事にします。刺し餌はサナギコーンの抱き合わせです。2時30分頃、サナギコーンハリスダンゴが割れてからの押え込みを合わせて小チヌが相手をしてくれます。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。2時45分頃、ハリスダンゴを投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴツゴツゴツ”ボラアタリからチヌアタリに変わり、一瞬穂先が戻らない反応が出ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”軽いです。感触から小チヌのようです。やり取りを楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズに1ミリ足りません。「う〜ん、今日はこんな日か?〜」カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。ハリスダンゴで手返しを繰り返します。3時過ぎ、ハリスダンゴを投入します。着底。ボラにダンゴを突かれて徐々に穂先の負荷がなくなって来ます。少し残っている穂先の負荷に“コツコツコツ、コツコツコツ”刺し餌を啄む弱い反応が出ています。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”軽いです。感触から小チヌのようです。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。めげずに手返しを繰り返します。3時15分頃、ハリスダンゴを投入します。着底。”ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン“ボラがダンゴを突いてくれています。穂先の動きに神経を集中します。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴツゴツゴツ“ボラアタリからチヌアタリに変わり、穂先が一瞬戻らない反応が出ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”「軽いけど、チョットコマシかな?〜」やり取りを楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。漸くカウントサイズのチヌが来てくれました。30前半のチヌです。有難い事です。

漸く待ちに待ったカウントサイズのチヌが来てくれました。有難い事です。手返しにも力が入ります。時々ハタやガシラが刺し餌銜えて海面に姿を現します。根魚の活性も上がって来たようです。強欲にもサイズアップを狙って手返しを続けます。しかしなかなかチヌと思われる反応を穂先に出す事が出来ません。アジがハリスダンゴの刺し餌を喰って、一瞬穂先が戻らない反応を出すのには参りました。良型のアジは刺し餌を丸呑みするようです。爺さんビックリです。夕時合を期待したのですが、3時30分頃からボラのダンゴ突きがなくなってしまいます。前回の夕時合と同じです。上層のコノシロも姿を消してしまいます。寂しい夕時合ですが、ひたすら手返しを繰り返します。5時の納竿時間までひたすら手返しを繰り返しましたが、再度、チヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。今日はボラの活性とチヌが連動していたように感じます。ボラがダンゴを突かない時間帯でも、工夫してチヌに刺し餌を喰わせる引き出しを持たなくてはいけないのですが、引き出しの少ない爺さんですので、なかなかチヌに刺し餌を喰わせる事が出来ません。まだまだ修行が足らないようです。29日の午後4時からクレンブリッジが通行止めになりました。橋の安全に不具合が見つかったようです。開通は未定です。次回からは旧道を通らなくてはいけないようです。

釣果:チヌ1枚 33cm
  (小チヌ:10枚 23cm 23cm 24cm 25cm 26cm 27cm 27cm 28cm 29.5cm 29.5cm)