８月３１日（月）　　　　上佐波賀筏（晴れ後曇り）　　　　中潮

８月も終わろうとしていますが、暑さまだまだ厳しい今日この頃ですが、チヌに相手をしてもらいたくて、性懲りもなくまたまた釣行する事にしました。釣行先は何時もの上佐波賀です。今回も屋根付き筏を予約する事が出来ませんでした。年を重ねた体には厳しいものが有りますが、パラソルを使用して１日チヌに相手をしてもらう事にしました。自宅を２時４５分頃に出発します。国道の温度表示は２３℃を表示しています。今回もＲ９→Ｒ２７→黒鯛釣具さん→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。黒鯛釣具さんで、オキアミＬＬ１パック、サナギ小１袋、サナギミンチ１袋、黒鯛釣具さんオリジナルダンゴ中１箱、ヌカ２袋を購入します。５時過ぎに佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が１台停まっています。駐車場には沢山のかごが干して有りますので、東側に車を止める事にします。１台車が到着します。身支度を整えて荷物を船に積み込みます。釣り人さんと朝の挨拶を交わします。５時３０分前に船頭さんが到着されます。朝の挨拶を交わします。渡船代３０００円を支払い、爺さんを含めて４人の釣り人さんを乗せて出船です。

５時３０分過ぎに上佐波賀筏群に到着します。何時もの７番筏に爺さんが上がります。次に先客さんが３番筏に上がられます。残りの２人組の釣り人さんは下佐波賀筏群に向かわれます。筏に上がり床を見ますと、少しだけケムシが湧いています。先ずは荷物を一か所に集めてケムシ退治から始めます。バケツに海水を汲んで筏の床を洗い流します。残っているケムシをペンチで掴んで海面に捨てます。漸くケムシ退治を終えましたので、荷物を釣座位置とします北向きに整理整頓します。海面を見ますと、何時もの透明度の悪い色に戻っています。ブイを見ますと奇麗にイガイが取りつくされています。イガイのシーズンが終わったようです。今日はダンゴ釣りに専念するつもりでしたので、イガイがなくなっても慌てなくても大丈夫です。ゆっくりと仕掛けの準備をします。（タックルは竿 1.58m リールバイキング筏-44 ライン 1.75号通し錘りなし 0.5号　鈎海津 12号）

６時過ぎからダンゴ釣りを開始します。刺し餌をオキアミとサナギ、オキアミとコーン、サナギとコーンの抱き合わせでチヌを狙う事にします。先ずはオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。“ツンツンツン、ツンツンツン、ツンツンツン”ダンゴを啄んで居る反応が穂先に出ています。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出します。“コツコツ”オキアミを取られたようです。まだサナギが残っているはずですので、次の反応に備えて身構えますが穂先に反応が出ません。ラインを巻き上げて確認します。サナギが啄まれる事なく鈎に付いています。次はオキアミコーンの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包み投入します。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラのダンゴ突きらしき反応が穂先に出ています。遠慮がちな弱い反応です。突かれてダンゴが割れます。刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ”オキアミを取られたようです。コーンへの反応は有りません。サナギやコーンには反応が鈍いようです。オキアミを主にして手返しを繰り返す事にします。６時１５分頃、刺し餌のオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。コノシロが海面直下で乱舞しています。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラにダンゴを突かれて割れます。刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”ハッキリした啄む反応から穂先を鋭く押え込んで来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。一気にラインを巻いて底を切ります。突込みが始まります。この突込みは間違いなくチヌの突込みです。重さを感じませんのであまり大きくはないようです。しかしシャープな突込みで相手をしてくれます。シャープな突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面直下に魚影が見えて来ました。間違いなくチヌの魚影です。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０中ほどのチヌです。有難い事です。

早々とチヌが相手をしてくれましたので、俄然手返しにも力が入ります。オキアミを主にしての抱き合わせで手返しを繰り返します。上層にはコノシロが乱舞して、底ではボラがダンゴを突いてくれています。ダンゴ釣りの条件としては最高の状況です。否応なしに期待が高まります。しかし爺さんの腕が腕ですので、なかなかチヌに口を使わす事が出来ません。ダンゴ釣りの難しさを思い知らされます。まだまだ修行が足らないようです。直ぐにでもチヌが来てくれそうな状況なのですが、なかなかチヌが口を使ってくれません。７時過ぎ、無謀と思われる、反応が遠いサナギとコーンの抱き合わせをハリスダンゴにして投入します。チヌがダンゴの近くに居れば必ず喰って来ると思い込んで居ます爺さんですので、ハリスダンゴのアタリを見たいと云う願望で使用する事にしました。着底。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラがダンゴを突いてくれています。ボラに突かれてハリスダンゴが割れます。暫く静観していますと“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”鋭く刺し餌を啄んで穂先を押え込んで来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。鋭くシャープな感触が伝わって来ます。この感触は間違いなくチヌの感触です。重さを感じませんので大きくはないようです。竿を起こして一気にラインを巻いて底を切ります。心地よい感触を楽しみながらやり取りを行います。徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

ハリスダンゴアタリを見る事は出来ませんでしたが、有難い事にチヌが口を使ってくれました。手返しにも力が入ります。時々サナギとコーンの抱き合わせのハリスダンゴでチヌを狙います。しかしなかなかハリスダンゴアタリを見せてくれません。オキアミを主にして手返しを繰り返します。７時２５分頃、オキアミとサナギの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包み投入します。ボラにダンゴを突かれながら着底します。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”着底後もボラがダンゴを突いてくれています。穂先の動きに神経を集中します。ボラに突かれてダンゴが割れて刺し餌が飛び出します。“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”連続した鋭い反応から穂先を押え込んで来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。一気にラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みで相手をしてくれます。この感触は間違いなくチヌの感触です。大きくはないようです。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。十分にチヌとのやり取りを楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

カウントサイズのチヌが来てくれていますので、調子に乗ってルンルン気分で手返しを繰り返します。調子に乗ると痛い目に遭いそうです。７時３０分過ぎにオキアミコーンの抱き合わせで、カウント外の２８㌢のチヌが相手をしてくれます。８時１５分頃にはオキアミサナギの抱き合わせで、これまたカウント外の２６.５㌢のチヌが相手をしてくれます。９時前くらいからボラのダンゴ突きが弱くなって来ます。ボラがしっかりとダンゴを突いてくれませんと、ハリスダンゴアタリを見たい爺さんの願望が達成されません。何とかボラの活性を上げようと手返しを早めますが、なかなかボラの活性が元に戻ってくる事は有りません。コノシロも姿が見えたり見えなかったりしています。コハタ、アジ、コノシロ、ヒイラギ、ウグイが鈎掛かりして海面に姿を現します。しかしチヌと思える反応が穂先に出る事は有りません。漸く９時４０分頃にオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入して、カウント外の２６.５㌢のチヌが相手をしてくれます。カウント外のチヌが相手をしてくれていますが、相手をしてくれる事に感謝したいです。

１１時４０分頃、刺し餌のオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。ボラに突かれながら着底します。“ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン、ゴンゴンゴン”ボラのダンゴ突きが穂先に出ています。しかし早朝の強さでは有りません。強くダンゴを突いてくれると有難いのですが、爺さんの思うようにボラが動いてくれるわけが有りません。ようやくボラのダンゴ突きで刺し餌が飛び出します。ダンゴが割れるまで時間が掛かります。ボラの活性が高ければ早く割れるのですが、ボラの活性が落ちている時は仕方がありません。“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”刺し餌を鋭く啄んで穂先を押え込んで来ます。即、大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。一気にラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みで相手をしてくれます。この感触は間違いなくチヌの感触です。重さを感じませんので大きくはないようです。シャープな突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

１２時になりましたので、昼ご飯を頂く事にします。何時もの助六寿司を美味しく頂きます。天気予報通りの、北方向の風が徐々に強く吹き付けて来ます。１２時１０分頃から午後のダンゴ釣りを開始します。ボラがダンゴを突いてくれています。オキアミを主にして手返しを繰り返します。１２時２０分頃にオキアミとコーンの抱き合わせで、カウント外の２３㌢の小チヌが相手をしてくれます。相手をしてくれた事に感謝したいです。爺さんの腕が腕ですので、連続して刺し餌をチヌに喰わせる事が出来ません。２時３５分頃にオキアミとサナギの抱き合わせでカウント外の２３.５㌢の小チヌ、３時過ぎにオキアミとコーンの抱き合わせで、カウント外の２６.５㌢の小チヌが相手をしてくれます。相手をしてくれた事に感謝したいです。なかなかカウントサイズのチヌが来てくれません。３時過ぎにオキアミがなくなりましたので、今年まだハリスダンゴアタリを見ていませんので、残り約２時間はサナギとコーンの抱き合わせを刺し餌にして、ハリスダンゴでチヌを狙う事にしました。ハリスダンゴで手返しを繰り返します。反応が凄く遠いです。粘り強く手返しを繰り返します。４時３０分頃、サナギとコーンの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包み投入します。着底。”ゴンゴンゴン、ゴツゴツゴツ、ゴツゴツゴツ”ボラのダンゴアタリからチヌアタリに変わりました。強く大きく穂先を押え込んで来ます。一瞬、穂先が戻らない反応が出ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みで相手をしてくれます。間違いなくチヌの突込みです。重さを感じませんので大きくはないようです。シャープな突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

漸くハリスダンゴでチヌの顔を拝む事が出来ました。有難い事です。残り時間ひたすらハリスダンゴで手返しを繰り返します。北方向の風が午後からきつくなって来ましたので、ダンゴ釣りが凄くやり難いです。カッパをつけるほどでは有りませんが、小雨がピリピリと降って来ていますので、これ以上酷くならない様に願うだけです。手返しを続けますが、ハリスダンゴアタリがなかなか出ません。徐々に納竿時間が迫って来ます。気持ちは焦るのですが、チヌが焦って刺し餌を喰ってくれる事は有りません。船頭さんが下佐波賀に釣り人さんを迎えに行かれます。残念ですがこれで竿を収める事にします。良型か良型以上のチヌの顔を見たいと強欲な考えで手返しを繰り返しましたが、残念ながら良型か良型以上のチヌの顔を拝む事が出来ませんでした。やはり爺さんの腕が腕ですので、あまり強欲な事を考えているとロクなことがない事を改めて思い知らされました。まだまだ修行が足りません。

釣果：チヌ５枚　３０.５ｍ　３０.５ｃｍ　３２ｃｍ　３３.５ｃｍ　３４ｃｍ

　　（小チヌ：６枚　２３ｃｍ２３.５ｃｍ　２６.５ｃｍ　２６.５ｃｍ　２６.５ｃｍ　２８ｃｍ）