７月２日（火）　　　　下佐波賀筏（曇り）　　　　長潮

前日、佐波賀渡船さんに予約の電話を入れますと、偶然、下佐波賀の屋根付き筏が空いていましたので、気分転換を兼ねて、久しぶりに屋根付き筏で遊ばせて頂く事にしました。自宅を２時２０分頃に出発します。国道の温度表示は１８℃を表示しています。今回もＲ９→Ｒ２７→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。４時１５分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。駐車場には２台の車が停まっています。先客さんとお互い朝の挨拶を交わします。荷物を船に積み込んでおきます。また１台車が到着します。先客さんと雑談していますと、匿名さんが到着されます。今日は知り合いの方が２人居られます。５時前に船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船代３０００円を支払います。爺さんを含めて６人の釣り人さんを乗せて出船です。

上佐波賀筏群の１９番筏に匿名さんと知り合いの方１人が上がられます。次に３番筏に１人、続いて３.５番筏１人、７番筏に匿名さんの知り合いの方が１人上がられます。次に爺さんを下佐波賀の屋根付き筏に送って頂きます。５時１５分頃に下佐波賀の屋根付き筏に上がります。久しぶりの屋根付き筏です。筏に上がり海の色を見ますと、湾奥の筏らしく透明度の悪い色をしています。主な釣座位置を北向きに構えます。先ずはブイに付いていますイガイを少々頂いて、チヌが寄ってくれる事を期待して、北向きと西向きに少し撒き餌をしておきます。イガイを撒き終えてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。（タックルは竿 1.51m リールバイキング筏-44 ライン 2号通し錘り3Bw 5B 鈎海津 14号）

５時３５分頃、北向きの釣座位置で、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先に反応が出ません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。穂先に反応が出る事は有りません。静観と誘いを掛けますが、刺し餌のイガイダンゴに興味を示す魚が現れる事は有りません。刺し餌を取り替えて、再度、落とし込みますが、穂先が反応を示す事は有りません。６時前、西向側を探って見ます。パラパラとイガイを先に撒いておいてから、刺し餌のイガイダンゴを落とし込みます。１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。直ぐに“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”極弱い突くような反応から大きく穂先を押え込んで来ます。「ヨッシャ～、これは間違いなくチヌやろ！！～」心臓が飛び出しそうです。大きく穂先が押え込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”竿を持つ手に心地よい感触が伝わって来ます。この感触は間違いなくチヌの感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時に、重さを伴ったキツイ突込みが始まります。東向きに爆走し出します。屋根付き筏には何も吊るして有りませんので、牡蠣ロープの心配はないのですが、ブイに付いていますイガイや牡蠣に擦れる心配が有りますので、西側の筏を繋いでいます南側のロープの下を、竿を潜らせて南側でチヌのキツイ突込みに対処します。ジリジリとラインを引っ張り出されます。少し突込みが緩んだ隙に一気にラインを巻きます。ラインを巻いていますと重さが乗って来ます。ラインを巻きながら東側に移動します。如何やら東側の牡蠣ロープの餌食になったようです。ラインを緩めてチヌが動くのを待ちます。何度かチヌが動いたときにラインを巻きますが、牡蠣ロープからラインが外れる事は有りません。残念ですがラインを切る事にします。ショッパナから爺さんらしいバラシです。「シッカリせえよ！！～」

６時過ぎ、気持ちを切り替えて、西向側で落とし込みを続けます。刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”弱い連続した反応から大きく穂先を押え込んで来ます。「ヨッシャ～、まだ居ったで！！～」押え込みに合わせて穂先を送り込んで行きます。十分に穂先を送り込んだ所で、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。この突込みは間違いなくチヌの突込みです。西側の筏が近いですので、西側にチヌがいかないように願いながら、チヌのキツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面直下に白い魚影が見えて来ました。間違いなくチヌの魚影です。慎重に海面に浮かせて、無事タモに収まります。４０前半のチヌです。有難い事です。６時１５分頃にも、刺し餌のイガイダンゴを底で喰って、３０前半のチヌが相手をしてくれます。有難い事です。

チヌが西向側で来てくれていますので、暫く西向側で落とし込みを続ける事にします。６時２５分頃、刺し餌のイガイを丁寧に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応なく着底します。直ぐに“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”少し強めの突くような反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。チヌのキツイ突込みが始まります。強い突込みを少しラインを出していなしながら徐々に浮かせます。もう少しで魚影を確認出来るところまで浮かせて来た所、急に穂先が跳ね上がります。「うそ～」爺さん得意の鈎ハズレのバラシです。ガックリです。気持ちを切り替えて、６時３０分頃、イガイダンゴを刺し餌にして落とし込みます。落とし込み途中での反応が出ません。着底。直ぐに”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”しつこい少し強めの反応から穂先を押え込んで来ます。「ヨッシャ～、まだ居ったで！～」押え込みに合わせて穂先を送り込んで行きます。十分送りを掛けた所で、即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時にキツイ突込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０前半のチヌです。有難い事です。６時４５分頃、底でイガイダンゴを喰わせたのですが、上層まで浮かせて来た所で、一気に西側の筏に突っ込まれて、牡蠣ロープに擦れてライン切れのバラシを仕出かしてしまいます。まだまだ修行が足らないようです。７時過ぎ、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込んで行きますが、落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先に反応が出る事は有りません。上下の誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。落とし込み途中で”コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”はっきりした突くような反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時に、重さを伴ったキツイ突込みが始まります。キツイ突込みに耐えながらチヌとのやり取りを楽しみます。西側の筏に走られないように注意しながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０後半のチヌです。有難い事です。

チヌが来てくれていますので手返しにも力が入れます。７時２０分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。暫く静観していますと”コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”しつこい突くような反応から穂先を大きく押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”竿を持つ手に衝撃が伝わって来ます。心地よいチヌの衝撃です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時にキツイ突込みが始まり、突込みに耐えていますと穂先が跳ね上がります。「アチャ～、またやっても～た～」爺さん得意の鈎ハズレのバラシです。ガックリです。イガイダンゴの合わせ所が凄く難しいです。まだまだ修行が足りません。７時３５分頃、気持ちを切り替えて、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。着底。静観していますと”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”極弱い突くような反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”気持ちの良い衝撃です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。底を切ったのと同時に、チヌ独特の突っ込む感触が竿を持つ手に伝わって来ます。チヌのキツイ突込みを楽しみながら、西側に突っ込まれないように注意をして徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０中ほどのチヌです。有難い事です。西向側で落とし込みを続けますが、チヌが警戒し出したのか穂先に反応が出なくなります。反応が出ませんので北向き側で落とし込む事にします。７時５０分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。着底前からしつこく刺し餌のイガイダンゴに反応して来ます。穂先が押え込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。一瞬重さが乗ったのですが直ぐに穂先が跳ね上がります。確認しますとライン切れです。「う～ん？、フグかも知れんな～」良く分からないライン切れです。８時過ぎ、刺し餌のイガイを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、フ～”しつこい反応から穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。竿を持つ手に伝わってくる感触はチヌの感触です。あまり大きくはないようです。チヌの突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０中ほどのチヌです。有難い事です。

８時３５分頃、刺し餌のイガイを錘なしで落とし込んで見ます。時間が掛かりますが徐々にタナが深くなって行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観していますと”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、フ～”しつこい反応から穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。チヌ独特の突込みが竿を通して伝わって来ます。ラインの出し入れをしながら徐々に浮かせます。キツイ突込みを楽しみながらやり取りします。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０中ほどのチヌです。有難い事です。北向き側でもチヌが来てくれていますので、手返しにも力が入ります。９時１５分頃、落とし込む時間が掛かりますので、錘をつけて落とし込む事にします。刺し餌のイガイを、１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。直ぐに”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”強い反応から穂先を大きく押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。重さを伴ったキツイ突込みが始まります。ラインの出し入れで、キツイ重さを伴った突込みをいなしながらやり取りを楽しみます。徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０後半のチヌです。有難い事です。

チヌが刺し餌のイガイを喰ってくれていますので手返しにも力が入ります。９時４５分頃、刺し餌のイガイを、１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。底から１ヒロ半くらいに居ますヒイラギが刺し餌のイガイを突きます。チヌの反応とよく似た穂先に負荷がなくなる反応を出します。紛らわしいです。フグも反応しているようです。小チヌも居るようで、イガイダンゴで十分穂先を押え込んだ所で合わせを入れても、数回ラインを巻いた所で穂先が跳ね上がります。鈎ハズレのバラシが多発します。イガイダンゴの合わせ所がかなり爺さんには難しいです。９時４５分頃、刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。直ぐに”コツコツコツ、コツコツコツ、フ～”しつこい反応から穂先を浮かせてきます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みで相手をしてくれます。この突込みは間違いなくチヌの突込みです。チヌのキツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。この屋根付き筏は何も吊るして有りませんので、凄く精神的に楽をさせて頂けます。有難くチヌとのやり取りに専念できます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０中ほどのチヌです。有難い事です。鈎ハズレのバラシを仕出かしながらも手返しを繰り返します。１０時２０分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。暫く静観しますが、反応が穂先に出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、クー”しつこい反応から穂先を大きく押え込んで来ます。十分に穂先が押え込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。あまり大きくはないようです。「バレルなや～」シャープな突込みを竿の上下で逃げながら徐々に浮かせます。チヌとのやり取りを十分楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。３０後半のチヌです。有難い事です。

有難い事にツ抜けを達成する事が出来ました。ますます手返しにも力が入ります。少しサイズが小さくなって来ましたので、イガイダンゴの合わせ所がますます難しくなって来ました。１０時５０分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先に反応が出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、クー”しつこい反応から大きく穂先を押え込んで来ます。十分に穂先が押え込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みで相手をしてくれます。爺さんでもやり取りを楽しめるくらいのサイズのようです。十分にチヌとのやり取りを楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。３０後半のチヌです。有難い事です。イガイダンゴでの鈎ハズレが多いですので、試しにイガイの両貝で落とし込んで見る事にします。１１時２０分頃、刺し餌のイガイの両貝を慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。反応が出ませんので上下の誘いを掛けます。着底。”コツコツコツ、クー”強めの反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。あまり大きくはないようです。チヌのシャープな突込みを竿の上下でかわしながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。３０前半のチヌです。有難い事です。

竿下にはもう少し小さいサイズのチヌが居るのかも知れません。イガイダンゴで鈎ハズレが頻発します。イガイダンゴでの合わせのタイミングの良い勉強になります。１２時になりましたので昼ご飯を頂く事にします。今日も助六寿司の昼ご飯です。広い筏ですので、のんびりしながら昼ご飯を頂きます。ウグイスが山で鳴いています。今日は下佐波賀筏群に爺さん１人ですので、のんびりとかかり釣りを楽しむ事が出来ます。１２時３０分頃から午後のかかり釣りを開始します。１２時３０分頃、刺し餌のイガイの両貝を慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。反応が出ませんので上下の誘いを掛けます。着底。”コツコツコツ、クー”明確な反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”チヌらしき反応が竿を持つ手に伝わって来ます。「う～ん、チヌか？～」竿の上下で突込みをかわしながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。イガイダンゴでの鈎ハズレ、もっと小さなチヌが居るのかも知れません。その後、イガイの両貝ではシマイサキが喰って来てチヌまで届きません。イガイやイガイダンゴで手返しを続けます。時々イガイの両貝を落とし込んで見ますが、ことごとくシマイサキの餌食になってしまいます。時々イガイダンゴでの鈎ハズレを仕出かしながらも手返しを繰り返します。夕時合になれば良型チヌが来てくれる事を期待したいです。３時５０分頃、イガイを刺し餌にして落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出ません。上下の誘いを掛けます。着底。コツコツコツ、グー”明確な反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。重さを伴ったキツイ突込みが始まります。一気に東方向に走り出します。必死で竿でためてラインを巻きます。東側の筏に吊るして有ります牡蠣ロープが気がかりです。何とか引っ張り出されるラインの長さを最小限にとどめて、竿でためて強引にラインを巻いて行きます。徐々に手前に寄せて来ます。前後左右に突っ込んで手こずらせます。ようやく海面直下に魚影を確認する事が出来ます。間違いなく良型チヌです。海面直下で大暴れです。何とか海面に浮かせて無事タモに収まります。４０後半のチヌです。やはり夕時合に良型チヌが顔を見せてくれました。有難い事です。４時過ぎ、刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。着底寸前に”コツコツ、グー”穂先を小さく押え込んで来ます。合わせるには押え込みが浅過ぎます。次の反応に備えて身構えます。穂先を凝視していますと”フ～”穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。チヌ独特の感触が伝わって来ます。キツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０前半のチヌです。有難い事です。

期待していました夕時合にチヌが来てくれました。有難い事です。５時と決めています納竿時間までまだ少し有りますので、強欲にも、もう１枚を目指して手返しを続けます。４時２０分頃、刺し餌のイガイを１ヒロ、１ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。４ヒロくらいまで落とし込んだ所で“コツコツコツ、グー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”強烈な衝撃が竿を通して伝わって来ます。掛け合わせたとたんに、一気に東側の筏めがけて突っ込んで行きます。リールが回るのを手で止めますが、竿でためられずズルッとリールが回ったとたんに、一気にラインを引っ張り出されます。「アチチチ～」指が火傷をしそうです。熱さを我慢して強引にラインを止めますが、時すでに遅しで、東側の筏に吊るして有ります牡蠣ロープの餌食になってしまいます。ガックリです。まだ時間が有りますので、気持ちを切り替えて落とし込みに専念します。４時４０分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。穂先に反応が出ませんので上下の誘いを掛けます。着底。“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”しつこい反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みで相手をしてくれます。このキツイ突込みは間違いなくチヌのようです。キツイ突込みを十分に楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。４０中ほどのチヌです。有難い事です。

有難い事にまたまた夕時合にチヌが来てくれました。これ以上強欲な事を考えますとろくな事が有りませんので、チヌの顔を拝めた所で竿を収める事にします。今日は有難い事にチヌの群が筏周りにいたようで、爺さんの腕でも数釣りが出来る好条件に恵まれました。しかしバラシが多過ぎました。イガイでのバラシは付き物ですが、もう少し悪い頭で考えられなかったのかと反省しています。まだまだ修行が足らないようです。イガイがブイに付いている間は、イガイでチヌを狙いたいと思います。１回、１回の釣行が勉強の時間です。これからも悪い頭をフル回転して、チヌとの出会いを楽しみたいと思います。今日は曇り空で気温も上がらず快適にかかり釣りを楽しむ事が出来ました。有難い事です。

釣果：チヌ１５枚　３１ｃｍ×２３６ｃｍ３８ｃｍ３８.５ｃｍ４１ｃｍ４１.５ｃｍ４３ｃｍ４３.５ｃｍ４４ｃｍ４５ｃｍ４６.５ｃｍ４８ｃｍ４９ｃｍ４９.５ｃｍ　　

　　（小チヌ：１枚２９ｃｍ）