6月23日(火)    上佐波賀筏(晴れ)    大潮

ボチボチチヌの喰音が聞こえて来る頃と思いますので、イガイでのチヌ狙いに的を絞って釣行する事にしました。釣行先は何時もの上佐波賀です。5時出船ですので、自宅を2時20分頃に出発します。国道の温度表示は18℃を表示しています。今回もR9→R27→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。4時10分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。先客さんとお互い朝の挨拶を交わします。荷物を船に積み込みます。先客さんと雑談していますと、1台車が到着します。2人組の釣り人さんです。お互い朝の挨拶を交わします。船頭さんも到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。船着き場で渡船代3000円を支払います。爺さんを含めて4人の釣り人さんを乗せて出船です。

4時50分頃に上佐波賀筏群に到着します。先ずは爺さんが7番筏に上がります。続いて先客さんが3番筏に上がられます。2人組の釣り人さんは、下佐波賀筏群に向かわれます。筏に上がり海の色を見ますと、何時もより透明度が悪いです。この透明度の悪さが少々気になります。浮きチヌを探しますが、姿を確認する事が出来ません。チヌの喰音も聞こえて来ません。何時もの年より少し遅いような気がします。イガイを喰ってくれるか少々不安です。先ずはブイに付いていますイガイを少々頂いて、釣座位置の北向き側にパラパラと撒いておきます。イガイを撒き終えてから、荷物の整理をして、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.51m リール バイキング筏-44 ライン 2.25号通し 錘り なし 0.5号 鈎 海津 14号)

5時20分頃からイガイでチヌを狙います。先ずはイガイダンゴを刺し餌にして、1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。直ぐに“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ”連続した弱い反応が穂先に出ます。「ヨッシャ〜、これはチヌやろ!〜」穂先の動きに神経を集中していますと“コツコツコツ、グーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。竿が空を切ります。合わせのタイミングが合わなかったようです。再度、イガイダンゴを刺し餌にして落とし込みます。上層、中層では刺し餌のイガイダンゴを触って来る魚は居ないようです。着底。暫く静観しますが穂先に反応が出ません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。穂先に反応が出る事は有りません。5時35分頃、何度か誘いと静観を繰り返していますと“コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”極弱い反応から穂先を大きく押え込んで来ます。「ヨッシャ〜」即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。この突込みは間違いなくチヌの突込みです。久しぶりのやり取りですので、突込みが凄くきつく感じてしまいます。2.25号のラインですが、冬から使っていますラインですので、少々毛羽立っていますのであまり無理は出来ません。キツイ突込みの時は少しラインを出していなします。やり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。透明度が悪いですので、なかなかチヌの姿を確認できません。漸く海面直下に魚影を確認する事が出来ました。間違いなくチヌの魚影です。元気印のチヌですので、なかなかタモ入れが出来ません。四苦八苦しながら、ようやく海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。久しぶりのチヌとのやり取りでしたので、モタモタしてしまいました。まだまだ修行が足らないようです。

チヌが来てくれましたので手返しにも力が入ります。5時50分頃、刺し餌のイガイダンゴを慎重に落とし込みます。相変わらず落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。“コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー ”弱い反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。このキツイ突込みは間違いなくチヌの突込みです。キツイ突込みの時は無理をせずにラインを出していなします。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。もう少しで魚影を確認する事が出来ると思っていた所、急に穂先が跳ね上がります。「うそやろ!〜」ガックリです。腕のなさを痛感します。気持ちを切り替えて手返しを繰り返します。6時15分頃、刺し餌をイガイに替えて落とし込みます。相変わらず落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。底から1ヒロくらいの所でラインが落ちなくなってしまいます。「ヨッシャ〜、これはチヌやろ〜」穂先で聞いてみます。”グーーー“少しラインを張ったのと同時に、一気に穂先が押え込まれます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン“重さを伴った心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。重さを伴ったキツイ突込みが始まります。ラインの強度に自信が持てませんので無理せず、キツイ突込みの時はラインを出していなします。重さを伴ったキツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。このチヌも海面直下で大暴れしてなかなかタモ入れ出来ません。ようやく海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ほどのチヌです。有難い事です。

チヌがイガイに反応していますので、イガイをポロポロ撒きながら手返しを繰り返します。6時25分頃、イガイダンゴを刺し餌にして落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出ません。着底。”コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー“弱くしつこい反応から穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン“心地よい感触です。間違いなくチヌの感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。キツイ突込みにラインを出しながらも徐々に浮かせます。中層まで浮かせて来た所で、一段とキツイ突込みを竿でためて耐えていますと、突然穂先が跳ね上がります。「アチャ〜、やっても〜た〜」ラインを確認しますとライン切れのバラシです。使い古しのラインですので、号数以下の強さになっているようです。慎重なやり取りが必要のようです。6時35分頃、気持ちを切り替えて刺し餌のイガイダンゴを落とし込みます。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込みますが、穂先が反応を示す事は有りません。着底。”コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”弱い連続した反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みで相手をしてくれます。無理のできないラインですので、ラインを出していなしながら徐々に浮かせます。中層辺りまで浮かせて来た所で、一段と強い突込みにラインを出していなしていた所、急に穂先に負荷がなくなってしまいます。ラインを巻いて確認しますと、鈎ハズレのバラシです。今度は慎重になり過ぎたようです。まだまだ修行が足りません。気持ちを切り替えて手返しを続けます。7時頃、刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。相変わらず上層では穂先に反応が出ません。徐々にタナを深くして行きますが、刺し餌のイガイを触って来る魚は居ません。着底。暫く静観しますが、穂先が反応を示す事は有りません。小用のため竿を床に置いて釣座位置を離れます。小用を済ませて釣座位置に戻りますと、穂先が大きく押え込まれています。「う〜ん、根掛かりか?〜」とりあえず合わせを入れて見ます。”ガツン”思っても居なかった感触が竿を持つ手に伝わって来ます。この感触はチヌの感触です。一気にラインを巻いて底を切ります。重さを伴ったキツイ突込みが始まります。キツイ突込みに耐えながら徐々に浮かせます。ラインを巻けばまた引っ張り出される事を繰り返しながら慎重に浮かせます。このチヌも海面に出てから大暴れです。ヒヤヒヤしながら、海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。釣ったというより釣れたといったチヌです。ラッキーでした。

またまたチヌが来てくれましたので、手返しにも力が入ります。7時20分頃、刺し餌のイガイを慎重に落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事なく着底します。暫く静観していますと”コツコツコツ、コツコツコツ、グーーー”弱い反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。この突込みは間違いなくチヌの突込みです。一気に西方向に走り出します。無理の効かないラインですので、西端まで移動してやり取りを開始します。何度かラインを巻いていますと、重さが竿に乗って来ます。ここは筏を繋いで有りますロープの中央辺りの底に障害物が有りますので、如何やら障害物につかまったようです。ラインを強引に巻きますと続けてラインが巻けます。障害物から抜けたようです。一気にラインを巻いて寄せて来ます。重さの乗ったキツイ突込みを竿でためて耐えていますと、急に穂先が跳ね上がります。「アチャ〜、やっても〜た〜」障害物が気になってラインを出さなかったのがいけなかったようです。学習能力のない爺さんです。困った事です。気持ちを切り替えて落とし込みを続けます。7時30分頃、刺し餌のイガイの両貝を、1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。4ヒロくらいまではアジが触って来ますが、それ以上は追って来ません。着底。暫く静観していますと”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”少し強めの反応から大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。間違いなくチヌの感触です。重さを伴ったキツイ突込みで相手をしてくれます。無理をしない程度に竿でためて徐々に浮かせます。重さを伴ったキツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。相変わらず海面直下で大暴れをしてハラハラドキドキさせられます。何とか海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。

有難い事にチヌが相手をしてくれていますので、手返しにも力が入ります。8時頃、刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。3ヒロくらいまで落とし込んだ所で”コツコツ、クー”強い反応で穂先を大きく押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触ですが突込みが弱いです。海面に姿を現したのはシマイサキでした。シマイサキが出だしましたので、牡蠣の半貝では少々苦しいように思います。しかしイガイでは反応が出なくなってしまいます。アタリが恋しく、どうしてもアタリの出る刺し餌を使ってしまいます。修行の足らない爺さんです。9時頃、反応が出ないイガイを刺し餌にして、1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、穂先に反応が出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。穂先に反応が出ません。インターバルを長く取って、誘いと静観を繰り返します。何度目かの誘いの後に”コツコツコツ、コツコツコツ、フ〜”弱い反応から穂先を浮かせて来ます。「ヨッシャ〜、これはチヌやろ!〜」タイミングを見計り、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて底を切ります。キツイ突込みが始まります。間違いなくチヌの感触です。ラインの出し入れで徐々に浮かせます。チヌのキツイ突込みを楽しみながらやり取りをします。チヌとのやり取りを十分に楽しみ、海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。

チヌが相手をしてくれる事に感謝しながら手返しを繰り返します。9時25分頃、刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込んで行きます。アジに突かれながらも無事着底します。静観と誘いを繰り返していますと”コツコツコツ、フ〜”強めの反応から穂先を浮かせて来ます。心臓がドキドキしています。タイミングを見計らって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触ですが、突込みが弱過ぎます。徐々に浮かせます。海面に姿を現したのはシマイサキでした。この頃からイガイはもちろん、牡蠣の半貝やイガイの両貝にもほとんど反応しなくなってしまいます。前回と同じ状態が延々と続きます。12時に何時もの助六寿司の昼ご飯を頂いて、午後からのかかり釣りに期待したのですが、無反応な時間が延々と続きます。頭の回転の悪い爺さんですので良い知恵が浮かんで来ません。困った事です。3番筏の釣り人さんが3時に上がられますので、爺さんも一緒に上がる事にします。3時までひたすら手返しを繰り返しましたが、残念ながら、再度、チヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。まだまだ修行が足らないようです。チヌの喰音がしませんので、本格的なイガイでのチヌ狙いはもう少し先かもしれません。今日は浮きチヌを1尾しか確認する事が出来ませんでした。

釣果:チヌ5枚 41.5cm 42.5cm 45.5cm 48.5cm 48.5cm