8月2日(金)    上佐波賀筏(晴れ)    大潮

先週は2か月に1回の検査がある週でしたので、悪い結果が出ますと困りますので釣行を控える事にしました。無事検査も終わり釣行を考えていたのですが、猛暑の日が続きますので、ズルズルと日にちを重ねてしまい週末近くになってしまいました。猛暑を覚悟して2日に釣行する事にしました。自宅を3時頃に出発します。国道の温度表示は23℃を表示しています。今回もR9→R27→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。5時頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。先客さんとお互い朝の挨拶を交わします。身支度をして船に荷物を積み込みます。5時30分前に船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船代3000円を支払います。船頭さんが熱中症を心配されています。年を重ねた爺さんですので、船頭さんが心配される気持ち良く分かります。船頭さんに心配をかけると悪いですので、先客さんが1時に上がられますので、爺さんも一緒に上がることにしました。今日は半日くらいのかかり釣りです。爺さんと先客さんを乗せて出船です。

5時35分頃、上佐波賀筏群に到着します。先ずは先客さんが17番筏に上がられます。次に爺さんが3番筏に上がります。筏の床を見ますと、南側と北側の東半分に毛虫が湧いています。北側の西半分には少し毛虫がいますが、ラジペンで挟んで毛虫退治をしてから釣座位置とします。ブイを見ますと、釣り人さんに採取されたのかイガイが殆んどついていません。採取しにくい所に少しイガイが残っていましたので、少しだけ採取させて頂きます。半日くらいのかかり釣りですので、少し採取した分だけで十分です。採取したイガイを少し釣座位置付近にパラパラと撒いてから、荷物の整理をして、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏-44 ライン 1.75号通し 錘り 3B 0.5号 鈎 海津 12号)

6時過ぎからかかり釣りを開始します。刺し餌のイガイを1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。穂先に反応が出ません。暫く静観することにします。暫く静観しましたが、穂先に反応が出ませんので誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。穂先に反応が出ません。しつこく上下の誘いを掛けます。6時15分頃、しつこく誘いを掛けて静観していますと”コツコツ“穂先に極弱い反応が出ています。イガイを触って来るのはチヌの可能性が非常に高いと思われますので、次の反応に備えて穂先の動きに全神経を集中します。”コツコツコツ、コツコツコツ、フ〜“極弱い反応から穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン“竿を持つ手に強い衝撃が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。ラインを巻いたのと同時にキツイ突込みが始まります。使い古しのラインですので無理は出来ません。キツイ突込みの時はラインを少し出していなします。前に向かって突っ込んでいますので、後ろの牡蠣ロープの心配をしなくて良いようです。チヌのキツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面直下に魚影が見えてきました。間違いなくチヌの魚影です。海面に浮かせてからも大暴れです。元気なチヌです。四苦八苦しながらようやく海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ほどのチヌです。有難い事です。

チヌが来てくれましたので否応なしに手返しにも力が入ります。手返しにも力が入ります。しかし気持ちとは裏腹に穂先に反応が出る事は有りません。ひたすら上下の誘いを掛けます。刺し餌のイガイに興味を示す魚が現れません。筏の南側面を探ってみる事にします。刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観しますが、刺し餌のイガイに興味を示す魚が現れる事は有りません。南側面を探りますが、穂先に反応が出る事は有りません。釣座位置に戻りひたすら落とし込みを続けます。7時20分頃、刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。暫く静観していますと“コツコツコツ、コツコツコツ、フ〜”1枚目と同じく、極弱い反応から穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。キツイ突込みが始まります。竿でためて耐えますが、無理せずにキツイ突込みの時はラインを出していなします。筏の中に入ろうとするチヌをなだめすかせながら徐々に外に誘導します。ようやく突っ込む方向が左前方に変わって来ました。これでチヌとのやり取りを楽しむ事が出来ます。チヌのキツイ突込みを十分に味わいながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。

2枚目のチヌが来てくれました。有難い事です。集中しながら手返しを繰り返します。チヌアタリが出るのですが、見送り、空振りを繰り返してしまいます。まだまだ修行が足らないようです。7時35分頃、刺し餌のイガイを1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。5ヒロくらいまで落とし込んだ所で“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”強めの前アタリから大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン“竿を持つ手に強い衝撃が伝わって来ます。キツイ突込みでラインを引っ張り出されます。左前方に突っ込んでいますので、牡蠣ロープの心配をしなくて良い分、気持ち的に少し楽です。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。チヌもキツイ突込みで相手をしてくれます。十分にチヌとのやり取りを楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。

相変わらず、見逃し、空振りを繰り返しながら手返しを繰り返します。イガイの合わせ所がまだまだ分かっていないようです。困った爺さんです。7時45分頃、刺し餌のイガイを1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。4ヒロくらいまで落とし込んだ所で”コツコツコツ、コツコツコツ、フ〜”前アタリから穂先を浮かせて来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。余り重さを感じませんので大きくはないようです。しかしシャープな突込みで相手をしてくれます。筏の中に入ろうとするチヌを強引に外に引っ張り出します。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。チヌの魚影が見えてからも、シャープな突込みで何度も何度も反転を繰り返します。ようやく海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ほどのチヌです。有難い事です。

またまたチヌが来てくれました。有難い事です。手返しにも力が入ります。しかし気持ちが入り過ぎているのか、空振り、見逃しを繰り返してしまいます。8時過ぎ頃からチヌと思われる反応がなくなってしまいます。ひたすら落とし込みを続けます。9時頃には、前の筏でバシャバシャと暴れていたチヌもどこかに行ってしまったようで、バシャバシャと暴れる音が聞こえなくなってしまいます。竿先にポロポロとイガイを撒きながらチヌからの反応を待ちます。しかしチヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。ピクリとも反応しない穂先に神経を集中しながら手返しを繰り返します。今日は朝から風が有りませんので、パラソルをしていても暑さが身に堪えます。12時15分頃、ようやく3ヒロくらいまで落とし込んだ所で”コツコツコツ、グー”前アタリから大きく穂先を押え込んで来ます。即立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”気持ちの良い感触が伝わって来ます。キツイ突込みを竿でためて耐えていますと、急に穂先が跳ね上がります。鈎外れのバラシです。ガックリです。12時30分、12時40分にも鈎外れのバラシをしでかしてしまいます。3連続の鈎ハズレのバラシは堪えます。納竿の1時まで手返しを繰り返しましたが、再度、チヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。まだまだ修行が足らないようです。

釣果:チヌ4枚 37cm 42cm 42.5cm 45.5cm