7月2日(火)    下佐波賀筏(曇り)    中潮

まこちゃんさんからSMSで「上佐波賀でチヌ釣りを楽しむ事が出来ました」と連絡を頂き、SMSで返信しようとしたのですが、何度返信しても、送信できませんと表示されます。アナログ頭の爺さんですので、何故こうなるのか良く分かりません。返信する事が出来なかった事をお詫びいたします。爺さんも上佐波賀でチヌ釣りを楽しもうと、自分の腕も顧みずに2日の火曜日に釣行することにしました。自宅を3時10分頃に出発します。小雨がピリピリと降っています。国道の温度表示は21℃を表示しています。今朝はかなり暖かいです。今回もR9→R27→白鳥街道→黒鯛釣具さん→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。5時15分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。駐車場には1台の車が停まっています。丁度、渡船が出船する所です。船頭さんが気付かれて出船を待ってもらいます。先客さんは前回お会いした釣り人さんです。荷物を運ぶのを手伝ってもらいます。有難い事です。今日は17番筏の隣で作業をされると云う事で、久しぶりに下佐波賀の屋根付き筏で1日遊ばせて頂く事にします。今日はポイントカードが一杯になりましたので渡船代は要りません。有難い事です。爺さんと先客さんの2人を乗せて出船です。

上佐波賀筏群の3番筏に先客さんが上がられます。次に爺さんを乗せて下佐波賀に向かいます。5時30分頃に下佐波賀の屋根付き筏に上がります。久しぶりの下佐波賀です。爺さん1人ですので、のんびり1日遊ばせて頂きます。筏に上がり海の色を見ますと、湾奥の筏らしく透明度の悪い色をしています。赤クラゲがプカプカと浮遊しています。今日も赤クラゲの触手に悩まされそうです。釣座位置を北向きに構えます。先ずはブイに付いていますイガイを少し採取して、釣座位置付近にパラパラと撒いておきます。荷物の整理をしてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏-44 ライン 1.75号通し 錘り3B 5B 鈎 海津 12号)

今日は9時ごろまでイガイチヌを狙ってみようと思います。その後ダンゴ釣りに切り替えたいと思います。このようなやり方はどちら付かずになって悪い結果になることが多いのですが、今日はどのような結果になるか楽しみでも有り不安でも有ります。5時50分頃からイガイチヌ狙いを開始します。先ずはイガイを刺し餌にして、1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込みます。落とし込み途中で刺し餌のイガイに反応を示す魚が現れる事は有りません。着底。暫く静観しますが穂先に反応が出る事は有りません。上下の誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。反応が穂先に出ません。何度か上下の誘いを掛けますが穂先に反応が出ません。イガイを取り換えて何度か落とし込みますが、刺し餌のイガイに反応を示す魚が現れる事は有りません。少し筏周りをイガイで探ってみる事にします。先ずは西向側をイガイを少しパラパラと撒いておいて、時間をおいて刺し餌のイガイを落とし込んで行きます。ボチボチ着底するころと思っていた所で、ラインがこれ以上落ちてゆきません。「う〜ん、着底したか?」少しラインを張ってみますと穂先に重さが乗ってきます。合わせを入れようとした時に、穂先に掛かっていた負荷がなくなります。ラインを巻き上げて確認しますときれいにイガイがとられています。「あちゃ〜、チヌが銜えとったんや〜」6時過ぎ、大慌てで再度イガイを刺し餌にして落とし込みます。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。着底と同時に“コツコツコツ、コツコツコツ、グー”穂先に強い反応を出しながら大きく穂先を押え込んで来ます。心臓が飛び出しそうです。穂先が大きく十分に押さえ込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン“重さを伴った心地よい感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。ラインを巻いたのと同時に重さを伴ったキツイ突込みが始まります。西側の筏との間があまり開いていませんので、牡蠣ロープの餌食になる危険性が有りますので、竿を、筏と筏を繋いでいますロープの下を潜らせて、強引に南側にチヌを引っ張り出します。チヌの強引な突込みを楽しみながらやり取りを楽しみます。チヌが徐々に浮いて来ます。彼方此方に突っ込んで手こずらせます。しかしこの筏は何も吊るして有りませんので安心してやり取りが出来ます。チヌの強引な突込みをかわしながら、ようやく海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。

イガイチヌシーズンに入って初めてのイガイチヌです。今年はイガイの付き具合が悪いので、イガイでのチヌ狙いはもう少し先になるかと思っていたのですが、イガイの付き具合がここに来て良くなってきましたので、きっとチヌがイガイを喰ってくると思っていたところ来てくれました。有難い事です。引き続き西側で刺し餌のイガイを落とし込みますが、チヌからの反応が穂先に出る事は有りません。今度は東側を探ってみる事にします。東側の筏のブイのところにチヌが見えています。イガイチヌシーズンの何時も見ている風景です。東側を探りましたが、チヌと思える反応が穂先に出る事は有りませんでした。釣座位置に戻り落とし込みを続けます。6時35分頃、刺し餌のイガイを慎重に落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。“ゴツゴツゴツ、グー”強い反応で穂先が海面に突き刺さります。竿を持つ手にまで衝撃が伝わって来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。この感触は間違いなくチヌの感触です。キツイ突込みに耐えながらチヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。十分にチヌの突込みを堪能して、海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ほどのチヌです。有難い事です。6時50分頃、刺し餌のイガイ を落とし込みます。相変わらず落とし込み途中での反応が出ません。ボチボチ着底するころと思っていた時に”コツコツコツ、クー“強めの反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。竿が空を切ります。合わせのタイミングが合わなかったようです。まだイガイの重さが穂先に乗っていますので、そのままゆっくりと落とし込んで行きます。“フ〜”落とし込み途中で穂先に負荷がなくなります。即、大合わせを入れます。“ガツン”重さが竿を持つ手に伝わって来ます。キツイ突込みで相手をしてくれます。キツイ突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有難い事です。

  

イガイチヌが来てくれていますので、落とし込みにも神経を集中させながら、穂先のわずかな動きも見逃さないように集中しながら行います。しかしなかなか穂先に反応が出ません。イガイを取り換えては落とし込みます。釣座位置では反応が出ませんので、また西側面を探る事にします。7時20分頃、西側面でイガイを刺し餌にして慎重に落とし込んで行きます。着底。“コツコツコツ、コツコツコツ、クー”エサ取りのような弱い反応から穂先を押え込んで来ます。深く穂先が押え込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”何度味わっても心地よい感触です。立ち上がった分一気にラインを巻いて、南面側にチヌを引っ張り出します。竿をロープの下に潜らす手間が有りますが、前の筏の牡蠣ロープに巻かれる事を考えますと、爺さんの腕では、手間ですがこれがベストの方法と考えます。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。前後ろ左右と力強い突っ込みで相手をしてくれます。この筏は何も吊るして有りませんので、気分的にすごく楽です。海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ほどのチヌです。有難い事です。今日は湿度が非常に高いですので、チヌとのやり取りで毎回大汗をかきますので、その度にタオルで顔を拭かなくてはいけません。困った事です。7時35分ぐらいにも、同じような反応で40中ほどのチヌが相手をしてくれます。有難い事です。

   

40台のチヌが相手をしてくれていますので、竿を持つ手やリールを巻く手がかなり疲れてきています。贅沢な悩みです。ポロポロと竿先に撒いていますイガイの撒き餌が効いているようです。7時45分頃、刺し餌のイガイを落とし込みます。底から1ヒロ上くらいの所でラインが落ちなくなります。穂先で聞いてみます。穂先に重さが乗って来ます。十分に穂先に重さが乗った所で大合わせを入れます。“ガツン”重さを伴った衝撃が伝わって来ます。一気にラインを巻いて南面に引っ張り出します。南面に引っ張り出しましたので、落ち着いてチヌとのやり取りを楽しみます。このチヌも強引な突込みで相手をしてくれます。チヌの強引な突込みの時は少しラインを出していなします。チヌとのやり取りを十分に楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ほどのチヌです。有難い事です。8時過ぎにも同じような反応で、40中ほどのチヌが相手をしてくれます。有難い事です。少しチヌが浮き気味のようです。

   

チヌが相手をしてくれていますので集中力が途切れる事は有りません。竿先にイガイをパラパラと撒きながらチヌからの反応を待ちます。アタリがなければラインを巻き上げて、イガイを取り換えて再度落とし込みます。8時25分頃、刺し餌のイガイを慎重に、1ヒロ、1ヒロ、落とし込みます。途中での反応なく着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出ませんので、何度か上下の誘いを掛けます。何度目かの誘いの後、”ジビジビジビ、ジビジビジビ“エサ取りのような極弱い反応が穂先に出ています。穂先に反応が出ればチヌの可能性がすごく高いですので、竿を持つ手に力が入ります。穂先の動きに神経を集中していますと”クーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った衝撃が竿を持つ手に伝わって来ます。一気にラインを巻いて南面に引っ張り出します。キツイ突込みで相手をしてくれます。時々ラインを少し出しながらチヌとのやり取りを楽しみます。チヌの強引な突込みを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。9時ごろにもチヌが来てくれて南面に引っ張り出したのですが、やり取りの途中で鈎外れのバラシをしでかしてしまいます。ラインを巻いて確認しますと、鈎にイガイが潰される事なくついています。チヌが銜えていただけのようです。合わせのタイミングの問題のようです。まだまだ修行が足らないようです。

十分にイガイチヌとのやり取りを楽しみましたので、今度はダンゴでチヌを狙う事にしました。強欲な爺さんです。9時25分頃からダンゴ釣りを開始する事にします。オキアミを主にして、オキアミサナギ、オキアミコーンの抱き合わせを刺し餌にして手返しを繰り返す事にします。ダンゴに刺し餌を包んで投入しますが、ダンゴを突く反応が穂先に出る事は有りません。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出しますが、オキアミは瞬殺状態で取られます。しかしサナギやコーンは無傷で上がって来ます。粘り強く手返しを繰り返します。10時10分頃、オキアミサナギの抱き合わせを刺し餌にしてダンゴに包んで投入します。着底。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出します。”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ、クーーー”少し弱めの反応を出しながら穂先を押え込んで来ます。押え込みに合わせて穂先を送り込んで行きます。十分に穂先を送り込んだ所で、立ち上がって大合わせを入れます。“ガツン”心地よい感触です。この突込みは間違いなくチヌです。キツイ突込みで相手をしてくれます。チヌのキツイ突込みを楽しみながらやり取りを行います。楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。ダンゴ釣りでもチヌが来てくれました。40前半のチヌです有難い事です。ひたすら手返しを繰り返します。11時25分頃、反応の出ないサナギ、コーンをサナギコーンハリスダンゴで投入して見ます。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”強い反応で穂先を深く押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴ったキツイ感触が竿を持つ手に伝わって来ます。強引な突込みで前方に走り出します。「う〜ん、ボラを掛けた?〜」ボラのようなクソ馬力で前へ前へと走り続けます。走りがキツイ時は少しラインを出していなします。徐々に浮いて来ます。かなり前方でギラッと光る魚影が一瞬見えます。間違いなくチヌの魚影です。チヌと分かって慎重になり過ぎて、何度も何度も突っ込まれてヒヤヒヤしながら、海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。

  

有難い事にダンゴ釣りでもチヌが来てくれました。手返しにも力が入ります。ひたすら12時まで手返しを繰り返しましたが、チヌと思える反応を穂先に出す事が出来ませんでした。昼ご飯を頂く事にします。今日も助六寿司の昼ご飯です。筏の真ん中でのんびりと頂きます。鶯が山で鳴いています。長閑です。12時15分頃から午後のダンゴ釣りを開始します。相変わらずオキアミは瞬殺状態ですので、サナギコーンハリスダンゴで手返しを繰り返す事にします。なかなかサナギコーンに反応を示す魚が現れません。時々ハタやアジが刺し餌のオキアミを銜えて相手をしてくれます。12時45分頃、気分転換に西側面でイガイチヌを狙ってみます。刺し餌のイガイを慎重に落とし込みます。着底。暫く静観しますが反応が出ませんので、上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。何度目かの誘いの後で”ジビジビジビ、ジビジビジビ”極弱いエサ取りのような反応が穂先に出ています。立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”気持ちの良い感触です。ラインを巻いて南側面に引っ張り出します。十分にチヌとのやり取りを楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40くらいのチヌです。有難い事です。釣座位置に戻りダンゴ釣りを再開します。ひたすらハリスダンゴで手返しを繰り返します。3時前、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”強い反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”衝撃を伴った感触が手に伝わって来ます。キツイ突込みで相手をしてくれます。強い突込みをいなしながら徐々に浮かせます。中層辺りまで浮かせた所で急に穂先が跳ね上がります。鈎外れのバラシです。合わせのタイミングが合わなかったようです。気持ちを切り替えて手返しを繰り返します。3時過ぎ、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”強い反応で穂先を深く押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った感触が伝わって来ます。キツイ突込みで相手をしてくれます。突込みがキツイ時は少しラインを出していなします。徐々に浮かせます。やり取りを楽しみながら浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40後半のチヌです。有難い事です。

   

来れば40上のチヌばかりです。爺さんにとって夢のような出来事です。有難い事です。ひたすら手返しを繰り返します。良型のハゲやデカフグが刺し餌を銜えて海面に姿を現します。3時50分頃、サナギハリスダンゴを投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”と衝撃が伝わってくると思ったのですが、衝撃が伝わって来ません。しかし何か鈎掛かりしています。感触的にはチャリコのようです。海面に姿を現したのはチャリコではなくて小チヌでした。一気にサイズダウンしました。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。4時前、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”強い反応で穂先を深く押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”あまり重さを感じない感触ですが、このシャープな突込みは間違いなくチヌの感触です。シャープな突込みを竿の上下で逃げながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30くらいのチヌです。有難い事です。夕時合を期待して手返しを繰り返します。4時35分頃、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グーーー”強い反応で穂先を深く押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”何度味わっても心地よい感触です。キツイ突込みで相手をしてくれます。キツイ突込みの時はラインを少し出していなします。徐々に浮かせます。チヌとのやり取りを十分に楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30後半のチヌです。有難い事です。

   

期待していました夕時合にチヌが来てくれました。有難い事です。5時と決めています納竿時間まで残り僅かですが、ひたすら手返しを繰り返します。しかしなかなかチヌと思われる反応が穂先に出ません。時々ダンゴを突く反応が出るのですが、何がダンゴを突いて居るのか正体を確認したいのですが、合わせを入れられるような反応がなかなか穂先に出ません。ダンゴを突いたときに合わせを入れるのですが、竿が空を切るだけです。少々焦りながら手返しを繰り返します。周りを片付けながら手返しを繰り返します。何とかもう一発来て欲しいと、相変わらず強欲なことを考えている爺さんです。5時の納竿時間まで手返しを繰り返しましたが、残念ながら再度チヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。今日は爺さんにしては、思いもよらない好釣果に恵まれましたが、上手な方ならもっともっと好釣果を出されると思います。まだまだ修行が足らない事を痛感しました。湿度が高く蒸し暑い1日でしたのでかなり疲れました。

釣果:チヌ14枚 30.5cm 39.5cm 40.5cm 42cm 43.5cm 44.5cm×2 45cm×2 45.5cm 48cm×3 49cm

  (小チヌ:1枚 26cm)