1月23日(水)    青井筏(晴れ)     大潮

爺さんの都合と天気がなかなか合わなくて、23日の水曜日に漸く合致する事が出来ました。前回良い目をさせて頂きました、上佐波賀に釣行する事にしました。自宅を4時頃に出発します。国道の温度表示は−1℃を表示しています。濃霧が発生していますので、安全運転で舞鶴を目指します。舞鶴に向かう途中で携帯が鳴ります。佐波賀渡船さんからです。嫌な予感がします。話の内容は、船頭さんがインフルエンザにかかって渡船出来ないと云う内容でした。インフルエンザで渡船出来ないのでは仕方が有りません。出鼻を挫かれました。「う〜ん、どうするかな?〜」自宅に帰るか、このまま舞鶴を目指すか、悩みましたが、せっかく朝早くから起きて車を走らせていますので、やはりこのまま舞鶴を目指す事にします。釣行先を何処にするか考えを巡らせます。「困った時の拓ちゃん頼み」青井の拓ちゃんに連絡を入れます。「お待ちしています」の連絡を頂きます。有り難い事です。R9→R27→マル拓渡船さんのルートで車を走らせます。6時頃にマル拓渡船さんの船着き場に到着します。出船が7時頃ですので、1時間ほど車の中で仮眠を取る事にします。7時前に目覚めます。窓の外に拓ちゃんが此方を見ておられる顔が見えます。まだ起きたてですので頭がボーとしています。ボーとした感じで窓を開けて新年の挨拶をします。後、2組の方が来られるようです。来られる間に身支度を整えて荷物を船に積んで置きます。7時頃に昨年末にお会いしました親子連れの釣り人さんが到着されます。親子連れの釣り人さんと爺さんを乗せて出船です。

7時10分頃に青井筏群に到着します。先ずは親子連れの釣り人さんが西から1列目の筏に上がられます。次に爺さんが沖から3列目の東から2台目の筏に上がります。筏に上がり海の色を見ますと、何時もの透明度の良い色をしています。拓ちゃんが牡蠣を持って来られるまで牡蠣チヌ狙いが出来ませんので、ゆっくりと荷物の整理をします。南から西方向の風が吹き付けて来ますのでかなり冷たく感じます。牡蠣餌を持って来られるまで時間が掛かりそうですので、この時間を利用して仕掛けも作っておきます。(タックルは竿 1.42m リール バイキング筏44 ライン 2.0号通し 錘り なし 鈎 海津16号)拓ちゃんが桶山盛りの牡蠣を持って来られます。牡蠣とイ貝とゴミを分別しながら掃除をします。牡蠣掃除をしている時に、北側の筏に1人釣り人さんが上がられます。8時前に漸く掃除を終える事が出来ました。牡蠣掃除で出た牡蠣ゴミを釣座位置の西向きに撒きます。

  

8時過ぎから牡蠣チヌ狙いを開始します。牡蠣の半貝を、1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。6ヒロ位まで落とし込んだ所で”コツコツコツ、コツコツコツ、コツコツコツ”弱い反応で刺し餌の牡蠣の半貝を啄んで来ます。直ぐに穂先に負荷がなくなります。刺し餌の牡蠣の半貝を取られたようです。ラインを巻き上げて確認しますと、綺麗に牡蠣の半貝を取られています。鈎先に牡蠣の身が残っていると思ったのですが、全く鈎先には何も残っていません。かなり餌取り達の活性が良いようです。何度か牡蠣の半貝を落とし込んで見ますが、同じタナで刺し餌の牡蠣の半貝を啄む反応で綺麗に取られてしまいます。今日も厳しい牡蠣チヌ狙いを強いられそうです。

ひたすら牡蠣の半貝で落とし込んで見ますが、ことごとく同じタナで啄まれて底まで刺し餌の牡蠣の半貝が届きません。北隣の釣り人さんはイ貝でチヌを狙って居られます。このまま牡蠣の半貝でひたすら落とし込みますと、拓ちゃんが持って来て下さった量では全く足らなくなってしまいます。餌取りには有効であろうと思われる牡蠣の両貝で落とし込んで見ます。リールをフリーにして落とし込んで行きます。やはり6ヒロ位のタナで刺し餌の両貝を触って来ます。しかし取られる事は有りません。無事着底します。”コツコツ…コツコツ…”刺し餌の牡蠣の両貝を啄んで来ますが、牡蠣殻の隙間から中身を啄むのは厳しいようで、途中で啄むのを諦めてしまうようです。反応が無くなれば上下の誘いを掛けますが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。

牡蠣の両貝を刺し餌にしてひたすら落とし込みますが、チヌらしき反応が穂先に出る事は有りません。両貝を刺し餌にしますと、着底後直ぐは餌取り達の反応はよいのですが、直ぐに反応が無くなってしまいます。誘いを掛けた時だけ反応すると云う悪いパターンになってしまいます。前回の上では両貝を取るまでの高活性でしたが、今日の餌取り達の活性は上ほどの高活性ではないようです。もう少しすれば牡蠣の半貝でも通用するかも知れません。早く牡蠣の半貝が通用するようになって欲しいものです。チヌの気配無く時間だけが過ぎて行きます。厳しい時間が延々と続きます。「う〜ん、チヌは何処に居るんかいな?〜」穂先に強い反応が出てくれる事を期待して、ひたすら穂先の動きを凝視し続けます。

余りにもチヌの気配が出ませんので、彼方此方探って見る事にします。東側を牡蠣の半貝で落とし込んで見ます。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きますが、刺し餌の牡蠣の半貝を触って来る魚は居ません。穂先に反応が出る事無く無事着底します。暫く静観しますが、穂先に反応が出る事は有りません。上下の誘いを掛けますが穂先に反応が出る事は有りません。餌取りの活性が西向きとえらい違いです。やはり常に釣り人さんが入られている方向に餌取り達が集まっているようです。爺さんの浅い経験上、餌取りが居ない所ではチヌの確率が悪い事が多いですので、釣座位置を変えないで今迄通りの西向きでチヌを狙う事にします。釣座位置でひたすら刺し餌の両貝を落とし込みましたが、チヌの反応なく12時になってしまいました。昼ご飯を頂きます。今日もパンとカップラーメンを頂きます。のんびりと昼ご飯を頂きます。

12時30分頃から午後のかかり釣りを開始します。気持ちを新たにして、牡蠣の半貝を落とし込んで見る事にします。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込みます。6ヒロ位の所まで落とし込んだ所で”コツコツ、コツコツ、コツコツ”刺し餌の牡蠣の半貝を啄まれて瞬殺状態です。何度か刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込みましたが、やはり同じようなタナで刺し餌の牡蠣の半貝が瞬殺状態で取られてしまいます。このタナより下には牡蠣の半貝では落とし込む事が出来ません。困った事です。やはり底まで持ってくれる牡蠣の両貝が必要なようです。ひたすら牡蠣の両貝で落とし込みますが、穂先にチヌらしき反応が出る事は有りません。徐々に納竿時間の4時30分が迫って来ます。「良かったのは天気だけ!」にはしたくありませんので、ひたすら落とし込んで誘いを掛けますが、チヌらしき反応が穂先に出る事無く納竿時間を迎えてしまいました。もう一工夫がいる事を痛感させられた一日でした。まだまだ修行が足らないようです。