9月27日(木)    上佐波賀筏(曇り一時晴れ後雨)    中潮

今週は28日の金曜日が釣行には持って来いの天気なのですが、この日は病院に行かなくてはいけませんので釣行出来ません。残念です。仕方が有りませんので、雨覚悟で27日の木曜日に釣行する事にしました。久しぶりに雨に打たれそうです。自宅を3時20分頃に出発します。予報通り雨が降っています。雨の中の運転ですので、安全運転で舞鶴を目指します。国道の温度表示は16℃を表示しています。園部辺りで雨が止みます。今回もR9→R27→白鳥街道→黒鯛釣具さん→佐波賀のルートで車を走らせる事にします。黒鯛釣具さんでオキアミLL1パック、サナギ小2袋、ヌカ1袋、黒鯛釣具さんのオリジナルダンゴ中1箱を購入します。5時25分頃に佐波賀拓渡船さんの駐車場に到着します。1台も車が停まっていません。身支度を済ませて荷物を船に乗せて置きます。車の中でゆっくりしていますと1台車が到着します。お互い朝の挨拶を交わします。6時前に船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船料3000円を支払ます。もう1人の釣り人さんと私を乗せて出船です。

先ずはもう1人の釣り人さんを下佐波賀筏に送ります。6時15分頃、上佐波賀筏群に到着します。今回もケムシが居ない17番筏に上がります。筏に上がり床を確認します。ケムシが居ません。ヤレヤレです。かかり釣りに集中できます。周りを見渡して見ますと、乗れる筏が徐々に少なくなっています。この先どうなるのか心配です。海の色を見ますと、湾奥の筏ですので、何時もの透明度の悪い色をしています。釣座位置を北向きに構えます。前回の釣座位置の下には、浮遊していますラインの切れ端が有りましたので、今回は少し西側に釣座位置をずらします。荷物の整理をしてから、黒鯛釣具さんのオリジナルダンゴにヌカを混ぜ込みます。混ぜ込み終わってから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏-44 ライン 1.75号通し 錘り 0.5号 鈎 海津12号)

 

6時35分頃からダンゴでのかかり釣りを開始します。ボラの気配がするまでは刺し餌をダンゴに包んで投入します。先ずは刺し餌のオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。”ツンツンツン”弱い反応でダンゴを啄んで居ます。啄むような反応ですので、おそらく餌取り達がダンゴに反応しているのだと思います。ダンゴが自然に割れて刺し餌が飛び出します。”コツコツ…コツコツ…コツコツ…”穂先に弱い反応が出ています。刺し餌のオキアミに反応しているのだと思います。穂先に反応が出なくなりましたので、上への誘いを掛けようと穂先を持ち上げますと、刺し餌の重さが竿を通して伝わって来ません。まだサナギが残っていると思っていたのですが、ラインを巻き上げて確認する事にします。刺し餌のサナギが綺麗になくなっています。餌取り達の活性がかなり高いようです。オキアミとサナギ、オキアミとコーン、サナギとコーン、サナギの2ヶ掛け、コーンと、刺し餌を取り換えながら手返しを繰り返します。

手返しを繰り返しますが、餌取り達の活性が高いようで刺し餌が残りません。穂先の反応から根魚ではないような気がします。手返しを繰り返しながら合わせを入れられる反応を待ちます。”コツコツ…コツコツ…クー”少し強めの反応で穂先を押え込んで来ましたので合わせを入れます。何か鈎掛しました。海面に姿を現したのはサンキューでした。フグの活性も高いようです。しかしフグだけではなさそうです。反応もなくサナギを取られたり、ボロボロで上がってきたり、蜂の巣状態で上がって来ますのでハゲの活性も高いようです。フグやハゲの活性が高いようですので、今日はかなり苦戦しそうな嫌な予感がします。ひたすら手返しを繰り返します。ラインを巻き上げる時に、少し鈎先に残っている欠片に良型アジが喰いついて来ます。筏の中が騒がしいので見ますと、5〜6尾のツバスが小アジの群れを海面に追いやっています。時々小アジを飲み込むのか、海面でバシャバシャと音を立てています。小アジの群れもツバスが下にいるために潜る事が出来ないようです。後ろでバシャバシャやりますので気が散ります。まだまだ修行が足らないようです。

ツバスに気を取られながら手返しを繰り返します。7時30分頃、竿先にボコボコと泡が上がって来ます。泡の大きさからボラが竿下に来てくれたようです。手返しを繰り返していますと”ゴンゴンゴン”ボラと思われるダンゴを突く反応が穂先に出ます。期待が高まります。早速ハリスダンゴで手返しを繰り返します。”コツコツ”オキアミは瞬殺状態です。ボラに突かれる事無くハリスダンゴが割れます。反応が出ませんので確認します。綺麗にサナギがなくなっています。ハリスダンゴが割れるまでにハゲに取られているようです。これはかなり厄介な状態です。刺し餌をダンゴに包んだり、ハリスダンゴにしたりと、目先を変えながら手返しを繰り返します。8時45分頃、竿先に泡が上がって来ます。ボラの泡より少し小さい泡です。この泡はおそらくウグイの泡だと思われます。泡の大がボラ、泡の中がウグイ、泡の小がコノシロと、爺さんが泡の大きさで勝手に判断していますので正解かどうかは分かりません。ウグイまで登場しましたので、サナギでも苦しいかかり釣りを強いられそうです。ダンゴを啄むような反応から暫くして自然に割れます。”コツコツ…クー”弱い反応で穂先が押さえ込まれます。合わせを入れます。何か鈎掛しました。海面に姿を現したのは丸太のようなウグイでした。

ハタやサンキューに相手をして貰いながら手返しを繰り返します。相変わらず後ろではツバスが暴れまわっています。ボラのダンゴアタリは1度だけで、その後は全くボラと思われる反応が出る事は有りません。ボラに餌取り達を蹴散らして貰いたいのですが、ボラがダンゴを突いてくれませんので寂しいダンゴ釣りを強いられています。10時前、刺し餌をサナギの2ヶ掛けにしてダンゴに包んで投入します。着底。ボラにダンゴを突かれる事無く自然に割れます。刺し餌のサナギが飛び出します。穂先の動きに神経を集中します。”コツコツ、コツコツ、グー”強めの反応から穂先を鋭く押さえ込んで来ます。即、大合わせを入れます。”ガツン”待ちに待った心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。この強引でシャープな突込みは間違いなくチヌの感触です。シャープな突込みを竿の上下で逃げながら、強引に竿を起こしてラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みを十分に味わいなが徐々に浮かせます。海面直下で反転を繰り返しているチヌの姿を確認します。海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ごろのチヌです。有り難い事です。

 

ようやくチヌが来てくれましたので手返しにも力が入ります。しかしボラが依然としてダンゴを突きません。泡も上がって来ませんので竿下には居ないのかも知れません。寂しいダンゴ釣りです。時間だけが過ぎて行きます。合わせを入れられるような反応がなかなか穂先に出ません。11時25分頃、オキアミ、サナギ、コーンの3ヶ掛けを刺し餌にしてダンゴに包んで投入します。着底。”ツンツンツン…ツンツンツン…”ダンゴを啄む反応が穂先に出ています。ダンゴが自然に割れます。穂先の動きを凝視していますと”フ〜”穂先に負荷がなくなります。負荷がなくなった穂先が微かな反応を捉えています。”ジビジビジビ”即、大合わせを入れます。”ガツン”軽い感触ですが、この突込みは間違いなく小チヌの感触です。小チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。有り難い事です。手返しを繰り返します。11時40分頃、サナギの2ヶ掛けを刺し餌にしてハリスダンゴで投入します。着底。”ゴツゴツゴツ、グー”前触れもなく行き成りチヌのハリスダンゴアタリが出ます。大きく穂先が押さえ込まれた所で大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。シャープな突込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30前半のチヌです。有り難い事です。その後、昼まで手返しを繰り返しましたが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りませんでした。12時になりましたので昼ご飯を頂きます。今日も助六寿司の昼ご飯です。美味しく頂きます。

 

12時15分頃から午後のかかり釣りを開始します。ボラのダンゴ突きが出る事は有りません。ハゲの活性が少し落ちて来たようで、サナギやコーンが原型を留めて上がり出します。サナギは蜂の巣状態か皮だけの状態で鈎に付いています。コーンは齧られていますが鈎に付いています。オキアミは相変わらず瞬殺状態です。12時40分頃、サナギの2ヶ掛けの刺し餌をハリスダンゴで投入します。着底。穂先に反応が出る事無くダンゴが自然に割れます。暫く静観しますが反応が出ませんので誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。”コツコツコツ、グー”強く鋭い反応で穂先を押え込んで来ます。即、大合わせを入れます。”ガツン”軽い感触ですが、間違いなくチヌの感触です。小チヌの感触を確かめながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。有り難い事です。手返しを繰り返します。1時25分頃、サナギの2ヶ掛けの刺し餌をハリスダンゴで投入します。着底。反応なく自然にハリスダンゴが割れます。穂先の動きを凝視していますと”コツコツ、フ〜”強めの反応から穂先に負荷がなくなります。即、大合わせを入れます。”ガツン”軽い感触ですが、この突込みは間違いなくチヌの感触です。突込みを竿で溜めながら徐々に浮かせます。小チヌとのやり取りを十分に楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。有り難い事です。

小チヌとは云へチヌが来てくれていますので手返しにも力が入ります。1時30分頃から心配していました雨が降り出して来ます。ピリピリですので、何とかカッパなしでやり過ごせるのでは無いかと、カッパを着ずにかかり釣りを続けていますと、急に雨脚が強くなって来ます。大慌てでカッパを着込みます。北方向の風が強く吹き付けて来ます。筏が動き出します。ポイントがズレズレです。困った事です。雨の中、何とかカウントサイズのチヌが来て欲しいと強欲な考えで手返しを繰り返します。雨も降ったり止んだりを繰り返していますのでカッパを脱ぐ事が出来ません。何とかチヌを掛け合わせたいとひたすら手返しを繰り返しますが、夕時合いでもチヌに再度刺し餌を喰わせる事が出来ず、5時と決めています納竿時間を迎えてしまいました。まだまだ修行が足らない事を痛感しました。

 

釣果:2枚 33.5cm 37.5cm

     (小チヌ:3枚 24.5cm 26cm 27cm)