3月14日(水)    下佐波賀筏(晴れ)    中潮

先週は定期的に受けています健康診断が有りましたので、疲れから健康診断の結果に悪影響が出ますと困りますので、家でのんびりと休養する事にしました。健康診断も終わりましたので、牡蠣チヌ狙いで釣行する事にしました。春先は風がよく吹きますので、比較的風が穏やかと思われます、14日に釣行する事にしました。自宅を4時頃に出発します。国道の温度表示は5℃を表示しています。かなり暖かい朝です。今回もR9→R27→佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転に心掛けて舞鶴を目指します。5時50分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。1台も車が停まっていません。夜が明けるのが早くなって来ました。周りは既に明るいです。身支度を整えていますと船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船料金3000円と牡蠣ロープ1本分の料金1000円を支払います。船頭さんと雑談していて分かった事ですが、4番筏のブイがダメになったので、大島さんから「危ないのでお客さんを乗せないでほしい」との連絡が有ったようです。今後、4番筏がなくなる可能性が有ります。困った事です。荷物を船に積み込み、3番筏の釣り人さんの到着を待ちます。暫くして3番筏を予約された釣り人さんが到着されます。釣り人さんを見てビックリです。前回もお会いした、私がチヌ釣りを始めた頃からの知人さんです。私と知人さんを乗せて出船です。3番筏で牡蠣ロープ1本を引き上げて下佐波賀に向かいます。

6時30分頃に下佐波賀筏群に到着します。今日は屋根付筏で1日遊ばせて頂く事にします。筏に上がり海の色を見ますと、河川からの濁りが入っているようで薄く濁っています。透明度が悪い色をしています。先ずは荷物を筏の中央に集めてから牡蠣掃除を始めます。相変わらず防寒着をドロドロにしながらの牡蠣掃除です。防寒着を着ながらの牡蠣掃除ですので、額に汗がジワーと出て来ます。牡蠣掃除専用に着ています防寒着ですので脱ぐわけにいきません。8時過ぎに漸く牡蠣掃除を終える事が出来ました。汗だくです。暖かい朝はかなりキツイ大仕事です。腰もかなり痛いです。北向きの釣座位置付近に牡蠣ゴミの半分をドバっと撒きます。防寒着を脱いで飛び散った泥を拭き取ります。全面板張りの筏ですので、防寒着の上下を広げて乾かして置きます。身の回りの整理を行って、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.36m リール バイキング筏-44 ライン 1.75号通し 錘り なし 鈎 海津12号)

 

8時30分頃からかかり釣りを開始します。期待に胸を膨らませて刺し餌の牡蠣の半貝を慎重に落とし込みます。1ヒロ、1ヒロ、刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込んで行きます。落ちて行く刺し餌の牡蠣の半貝に反応を示す魚は居ないようです。着底。穂先に反応が出る事は有りません。着底後直ぐに魚達が反応を示して来ると思ったのですが、期待に反して穂先が動く事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくり落とし込みます。着底。刺し餌の牡蠣の半貝に反応する魚が現れません。上下の誘いを頻繁に掛けますが穂先が反応する事は有りません。「う〜ん、厳しいな!〜」刺し餌の牡蠣の半貝を底で切って、再度、刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込みます。落とし込み途中での反応が穂先に出る事は有りません。着底。魚からの反応が穂先に出る事は有りません。頻繁に誘いを掛けますが穂先に反応が出ません。かなりの低活性です。

この時期、巡り合わせが悪いとこんなものかも知れません。取り敢えず、近くに居るかも知れないチヌを寄せなくてはいけませんので、牡蠣を割って竿先にポロポロ撒いたり、イ貝を貝割り器で割って竿先に撒いたりと、チヌを寄せる努力をひたすら行います。9時50分頃、着底した刺し餌の牡蠣の半貝に、今日初めての反応を示す魚が現れます。”コツコツコツ…コツコツコツ…”弱いですがはっきりした反応が穂先に出ます。穂先の動きに神経を集中します。穂先に負荷がなくなります。刺し餌の牡蠣を取られたようで、穂先から刺し餌の牡蠣の半貝の重さがなくなります。まだ牡蠣のムキ身が残っている可能性が有りますので、穂先の動きに全神経を集中します。穂先に反応が現れませんので、竿を持ち上げますと何かが刺し餌を銜えたようで、竿を持つ手に魚の感触が伝わって来ます。海面に姿を現したのは良型のアジでした。ようやく魚が反応を示しましたので、手返しにも力が入ります。

刺し餌の牡蠣の半貝をゆっくり落とし込んで行きますと、底から1ヒロ〜1ヒロ半くらいの所で”ジビジビジビ、フ〜、ジビジビジビ、フ〜”穂先に弱い反応が出て穂先を浮かせています。おそらくヒイラギの反応だと思います。ヒイラギに反応させながら底まで誘導します。”ジビジビジビ、フ〜、ジビジビジビ、フ〜”底でもヒイラギが反応してくれますが、直ぐに反応しなくなってしまいます。また誘導しても底まで下りて行かない事が多々あります。底潮が冷たいのか、底に嫌なものが居るのか良く分かりませんが、底では殆ど穂先に反応が出る事は有りません。ひたすら手返しを繰り返します。10時45分頃、着底した刺し餌の牡蠣の半貝に”ジビジビジビ、ジビジビジビ”とした極弱い反応が出ます。弱い反応で刺し餌の牡蠣の半貝を取られたようです。ラインを巻き上げて確認します。鈎が有りません。フグに取られたようです。フグがあんなに弱い反応を出すと云う事はかなりの低活性です。頻繁に牡蠣やイ貝を割って竿先に撒きます。

何とか魚達の活性を上げて、チヌにたどり着きたいとひたすら手返しや撒き餌を頻繁に行います。しかしこちらが思っているように魚達の活性が上がって来る事は有りません。11時30分頃、底でまたまた良型アジが刺し餌の牡蠣を銜えて海面に姿を現します。チヌが刺し餌の牡蠣の半貝を喰ってくれる事を期待しながら手返しを繰り返します。相変わらず底から1ヒロ〜1ヒロ半くらいの所でヒイラギが反応を示します。しかし底まで下りてはくれません。ひたすら手返しを繰り返しますが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。12時になりましたので昼ご飯を頂く事にします。今日は助六寿司とパンの昼ご飯です。天気も良いのでのんびりと周りを眺めながら頂きます。

12時30分頃から午後の牡蠣チヌ狙いを開始します。昼ご飯を頂く前に残りの牡蠣ゴミをすべて撒いて置きましたので、期待を込めて刺し餌の牡蠣の半貝を丁寧に落とし込みます。しかし底から1ヒロ〜1ヒロ半くらいの所に居ますヒイラギに啄まれる事無く着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出ません。上下の誘いを頻繁に掛けますが穂先に反応が出ません。刺し餌の牡蠣の半貝を底で切って、再度、刺し餌の牡蠣の半貝を落とし込みます。しかし穂先に反応が出る事は有りません。厳しい牡蠣チヌ狙いが続きます。延々と無反応な時間が続きます。この時期、午後からの時間帯によく見られる現象です。諦めたら終いですので、チヌが刺し餌の牡蠣の半貝を喰ってくれる事を信じて手返しを繰り返します。1時50分頃に良型アジがまたまた刺し餌を銜えて海面に姿を現します。2時40分頃にはフグに鈎を取られます。魚の反応が有ったのはここまでで、その後は全く魚達の反応が無くなってしまいます。5時の納竿までひたすら手返しを繰り返しましたが、チヌに刺し餌の牡蠣の半貝を喰わせる事が出来ませんでした。完敗です。まだまだ修行が足らないようです。