11月21日(水)    青井筏(晴れ後曇り)     中潮

前回、久しぶりにボラのダンゴ突きを楽しむ事が出来ましたので、21日は天気もよさそうですので釣行する事にしました。釣行先は今回もボラに相手をして貰えることを期待して青井の拓ちゃんの所です。自宅を3時25分頃に出発します。国道の温度表示は5℃を表示しています。今日も良く冷え込んでいます。今回もR9→R27→ウスイ釣具店さん→青井のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。ウスイ釣具店さんで何時ものパターンで、オキアミLL1パック、サナギ大1袋、サナギミンチ1袋、紀州釣り用ダンゴ1箱、赤土大1袋を購入します。6時20分頃にマル拓渡船さんの船着き場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。お互い朝の挨拶を交わします。車から荷物を降ろしていますと拓ちゃんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わして渡船代3500円を支払います。先客さんに手伝って頂いて荷物を船に積み込みます。また1台車が到着します。今日は天気がよさそうですので釣り人さんが多いようです。先客さんと爺さんを乗せて出船です。

6時35分頃に青井筏群に到着します。拓ちゃんが船を着けられたのは前回と同じ筏です。一番西側列の北から3台目の筏です。前回と同じようにボラが相手をしてくれる事を期待して筏に上がります。先客さんに手伝って頂いて荷物を筏に上げます。有り難い事です。海の色を見ますと前回同様に透明度の良い色をしています。ブイを見ますとイ貝が少しですが付き出してきています。先ずは紀州釣り用ダンゴに赤土を混ぜ込みます。拓ちゃんからお借りした桶に一杯のダンゴが出来上がりました。前回もハゲの活性が凄く良かったので、ほぼダンゴを使い切りましたので、今回はハゲの活性がどうなっているか楽しみです。ヌカを混ぜ込み終わってから荷物の整理をして、ゆっくりと仕掛けの準備に取り掛かります。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏44 ライン 1.75号通し 錘り 0.5号 鈎 海津12号)

 

7時05分頃からダンゴチヌ狙いを開始します。先ずはオキアミとサナギの抱き合わせをダンゴに包んで投入します。着底。ダンゴを突く反応が出ません。暫くしますとダンゴが自然に割れます。”コツコツ”オキアミを取られたようです。まだサナギが残っている筈ですので穂先の動きに注意を払います。反応が出ませんので竿先を上げますとサナギの重さを感じません。ラインを巻き上げて確認しますと綺麗になくなっています。今日もハゲは元気なようです。今日も乱打戦になるようです。次はサナギコーンの抱き合わせをハリスダンゴで投入します。着底。”コツコツ”弱い刺し餌を啄む反応が出ています。ダンゴを突く反応が出る事は有りません。ハリスダンゴが自然に割れます。暫く静観しますが穂先に反応が出ません。確認しますと綺麗にサナギコーンが取られています。「う〜ん、ボラに早くダンゴを突いて貰わんとキツイな〜」

何度かサナギコーンのハリスダンゴを投入しますが、ハリスダンゴが割れる前に刺し餌を取られますので、ボラのダンゴ突きが出るまでは、ダンゴに包んで手返しを繰り替えす事にします。もしも魚達の活性が悪かった時のためにオキアミを持ってきたのですが、前回同様にオキアミを使う場面が無いかも知れません。ひたすら手返しを繰り返しますが、ボラと思える反応が穂先に出る事は有りません。ダンゴが割れる瞬間に出る穂先を押え込まない”コツコツ”アタリで合わせを入れますと、ハゲが口掛して海面に姿を現します。その後もハゲが口掛やスレ掛で海面に姿を現します。穂先に出る反応はハゲアタリだけのようです。余りのハゲの高活性に他の魚達が入って来れない状況のようです。時間が立ってもボラのダンゴ突きが出る事は有りません。早くボラにダンゴを突いて貰わなくては困るのですが、こればかりは爺さんの思い通りになるはずもなく、ハゲにもてあそばれます時間が延々と続きます。

ドキッとする反応が穂先に出る事無く同じような状況が延々と続きます。本格的にハゲを狙えばかなりの数釣り上げる事が出来そうです。サナギをダンゴに包まず落とし込んで見ますが、3ヒロ位の所にハゲが陣取っているようで、サナギを刺し餌にしての落とし込みが出来ません。ハゲの高活性に手も足も出ない爺さんですので、最後の手段でイ貝を刺し餌にして落とし込む事にします。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込みますが、やはり3ヒロ位の所でイ貝を突く反応が出ます。ハゲが刺し餌のイ貝を突いているようです。徐々にタナを深くして行きますが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。着底。”コツコツ”ハゲが刺し餌のイ貝を啄んで居ます。上下の誘いを掛けますが、チヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。イ貝で辛抱強くチヌアタリを待つ事が出来ない爺さんですので、イ貝を諦めて玉砕覚悟でハゲに消耗戦を挑みます。主にサナギを刺し餌にしてダンゴに包み手返しを繰り返します。刺し餌のサナギが瞬殺状態です。ダンゴからサナギが抜ける前からアタッテ来ます。サナギがダンゴから抜けた時点でかすめ取られています。12時までひたすら手返しを繰り返しましたが、ハゲに翻弄されてチヌに刺し餌を食わせる事が出来ませんでした。午後に期待して、今日も何時もの助六寿司で腹を満たします。天気は最高に良いのですが、ハゲ対策を考えますと頭が痛いです。

12時15分頃から、昼からのかかり釣りに臨みます。期待を込めて刺し餌のサナギをダンゴに包み投入します。着底。”ツンツンツン…ツンツンツン…”ハゲがダンゴを啄んで居ます。ダンゴが割れる寸前に”コツコツコツ”刺し餌のサナギを喰って来ます。相変わらず刺し餌は寸殺状態です。辛抱強く手返しを繰り返します。時々ダンゴが割れる寸前のアタリを合わせてハゲが口掛して海面に姿を現します。ひたすら手返しを繰り返します。12時50分頃、刺し餌のサナギをダンゴに包んで投入します。着底。”ツンツンツン…ツンツンツン…”相変わらずハゲがダンゴを啄んで居ます。ダンゴから刺し餌のサナギが抜けます。”コツコツ、クー”浅く穂先が押え込まれます。即、大合わせを入れます。”ガツン”何か鈎掛しました。一気にラインを巻いて浮かせます。「う〜ん、全然引かんな?〜」ラインを巻き続けます。海面に姿を現したのは大きなタコでした。ガックリです。

竿下にタコが居ましたのでチヌやボラが寄って来なかったと、爺さんにとって良い方に考える事にして手返しを繰り返します。1時頃からダンゴを突く反応が出だします。ダンゴを啄む反応ではなく突く反応です。手返しを繰り返すごとにダンゴを突く反応がはっきりして来ます。間違いなくボラがダンゴに反応し出した様です。やはりタコを除いたことが良かったのかも知れません。ボラのダンゴ突きが出だしましたので手返しにも力が入ります。しかしムラっ気のあるダンゴ突きです。ダンゴを突くのを途中で止めてしまいます。またダンゴを突いたり突かなかったりで安定しません。これではハリスダンゴを使う事が出来ません。何とか力強くダンゴを安定して突いて欲しいものです。ハゲの高活性とボラの不安定なダンゴ突きに悩まされて時間だけが過ぎて行きます。夕時合いを期待したのですが、残念ながら納竿時間までにチヌに刺し餌を喰わせる事が出来ませんでした。しかし釣る人は釣って居られますので、爺さんの腕が無かったと云う事だと思います。まだまだ修行が足りないようです。