7月26日(水)    上佐波賀筏(曇り後晴れ)    中潮

ブイに付いていますイ貝が暑さで落ちる前に、再度、イ貝チヌ狙いで釣行する事にしました。釣行先は今回も上佐波賀です。前回と同じようにチヌの活性が高い事を期待したいです。自宅を3時45分頃に出発します。途中で車にガソリンを給油します。国道の温度表示は23℃を表示しています。今回もR9→R27→ウスイ釣具店さん→上佐波賀のルートで車を走らせます。和知辺りから小雨が降り出します。安全運転で舞鶴を目指します。ウスイ釣具店さんで氷中を購入します。5時45分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。先客さんの車が1台停まっています。お互い朝の挨拶を交わします。直ぐに船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船代3000円を支払います。小雨が降っていますので久しぶりにカッパを着こみます。先客さんと私を乗せて出船です。

6時頃に上佐波賀筏群に到着します。先ずは私が4番筏に上がります。先客さんは3番筏に上がられます。筏に上がり海の色を見ますと、心配していました濁りは入っておらず、前回と同じくらいの濁り具合です。先ずはブイに付いていますイ貝を採取しようとブイを見ますと、イ貝が僅かに残っている状態です。暑さで落ちたのではなくて、イ貝チヌ狙いで釣り人さんが採取された結果だと思います。暑さでイ貝が落ちる事を心配していましたが、私を含めて、釣り人さんのイ貝採取の方を心配しなくてはいけないようです。ブイに少し残っていますイ貝を、筏周りをウロウロしながら、何とか撒き餌と刺し餌分を確保する事が出来ました。次回4番筏でのイ貝チヌ狙いは難しいかも知れません。今日の釣行で4番筏でのイ貝チヌ狙いが最後になるかも知れませんので、何とかイ貝チヌの顔を拝みたいものです。何時も通り、北向きの釣座位置付近にパラパラとイ貝を撒きます。イ貝を撒き終えてから身の回りの整理をします。小雨も止みましたのでカッパを脱ぎます。スッキリしました。ゆっくりと仕掛けの準備に取り掛かります。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏44 ライン 1.75号通し 錘り 0.5号 鈎 海津12号)

 

6時30分頃からイ貝チヌ狙いをスタートします。先ずは魚の活性を見るために、イ貝の塊の中にあった牡蠣を半貝にして落とし込みます。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込みます。4ヒロ位の所で”コツコツコツ、コツコツコツ、グ〜”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。何か鈎掛しました。チヌではないようです。海面に姿を現したのはシマイサキでした。後は5時の納竿までひたすらイ貝を落とし込みます。先ずは竿先にパラパラとイ貝を撒いてから刺し餌のイ貝を落とし込みます。徐々にタナを深くして行きます。落とし込み途中での反応なく着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出る事は有りません。誘いを掛けます。上に大きく誘い上げてゆっくりと落とし込んで行きます。着底。穂先に反応が出ません。再度誘いを掛けますが穂先が反応する事は有りません。頻繁に上下の誘いを掛けますが、刺し餌のイ貝を触って来る魚は居ないようです。刺し餌を取り換えて、再度、刺し餌のイ貝を落とし込みます。しかし刺し餌のイ貝に反応を示す魚が現れる事は有りません。釣座位置では反応が出ませんので、筏周りを探って見る事にします。彼方此方探りを入れますが、北西角でフグと思われる反応で、イ貝を汚く割られたくらいで、他の場所では穂先に反応が出る事は有りませんでした。釣座位置に戻り、ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。

今日は刺し餌のイ貝に魚達が反応しませんので、厳しいかかり釣りを強いられそうです。3番筏の釣り人さんと情報交換をしながらかかり釣りを続けます。粘り強く刺し餌のイ貝を落とし込みます。9時30分頃に3番筏の釣り人さんが良型チヌを上げられます。刺し餌はイ貝との事ですので、此方にもチャンスが有るかも知れません。期待が膨らみます。しかし穂先に反応が出ません。困った事です。ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。9時40分頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出ません。誘いを掛けます。上下の誘いを頻繁に掛けていますと、突然、”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”明確な反応で大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った心地よい感触が竿を通して伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。底近くに浮遊していますラインやロープに引っ掛からない様に強引にラインを巻きます。底からある程度巻き上げましたので、チヌのキツイ突込みをラインを出していなします。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。夏チヌの力強さにはビックリします。後は鈎が外れない事を祈るだけです。海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ごろのチヌです。有り難い事です。

  

チヌが来てくれましたので手返しにも力が入ります。ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。漸くチヌ以外の魚達の反応が穂先に出るようになって来ました。底から1ヒロ〜1ヒロ半くらいの所で、ヒイラギと思われる反応が出るようになって来ました。底ではフグと思われる反応で、刺し餌のイ貝を汚く割られます。反応が穂先に出ますと、穂先を凝視する集中力も高まります。ええ加減な爺さんです。しかしチヌと思われる反応が穂先に出る事は有りません。粘り強く手返しを繰り返します。時間だけがゆっくりと過ぎて行きます。今日は北方向の風ですので余り暑さを感じません。このような気候の時にチヌの活性が高ければよいのですが、竿下でのチヌの活性は凄く悪いです。しかし相変わらず彼方此方でチヌがバシャバシャとブイに付いていますイ貝を喰んでいます。12時になりましたので昼ご飯を頂く事にします。今日も助六寿司の昼ご飯です。ゆっくりと頂ます。

12時15分頃、午後からのかかり釣りを開始します。刺し餌のイ貝を落とし込みます。底近くに陣取っていますヒイラギに突かれながら着底します。着底後反応が出ませんので上下の誘いを頻繁に掛けます。しかしチヌと思われる反応が出る事は有りません。時々餌取り達が刺し餌のイ貝を突きますのでドキッとします。1時頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。穂先に反応が出る事無く着底します。暫く静観しますが穂先に反応が出ませんので、上下の誘いを頻繁に掛けていますと、”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”明確な反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った感触が伝わって来ます。底近くに浮遊しています障害物に引っ掛かっては大変ですので、立ち上がった分一気にラインを巻きます。さらに強引にラインを巻きます。底近くの障害物を抜けたと思われる所で、チヌとのやり取りを楽しみます。キツイ突込みを十分に楽しんで徐々に浮かせます。何度も何度もキツイ突込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを十分に楽しんで、海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ごろのチヌです。有り難い事です。

  

突然チヌが刺し餌のイ貝に反応しますので油断できません。穂先の動きに神経を集中します。1時20分頃、刺し餌のイ貝が途中での反応なく着底します。穂先の動きに神経を集中していますと、”ジビジビジビ、ジビジビジビ、”極弱い反応が穂先に出ています。弱い反応が出なくなりましたので、ラインを巻いて確認しますと綺麗にイ貝がなくなっています。「アチャ〜、チヌアタリやったんか〜」餌取りの反応と思っていました。まだまだ修行が足らないようです。1時35分頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。底近くでヒイラギに突かれます。その後反応なく着底します。反応が出ませんので誘いを頻繁に掛けていますと、”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”明確な反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。立ち上がった分大急ぎでラインを必死で巻きます。底の障害物を抜けるまで強引にラインを巻きます。障害物を抜けたであろうと思われる所から、夏チヌとのやり取りを十分に楽しみます。夏チヌの力強さにアタフタしながらやり取りを楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40前半のチヌです。有り難い事です。

  

今日はチヌがポロポロと刺し餌のイ貝に反応して来ますので、穂先に反応が出なくても集中力が切れる事は有りません。2時25分頃、刺し餌のイ貝は着底しますと直ぐに、”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”明確な反応で穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さが伝わった瞬間に穂先が跳ね上がります。「あちゃ〜、合わせが早かったか?〜」気持ちを落ち着かせてから、刺し餌のイ貝を落とし込みます。2時35分頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。ヒイラギが陣取っています層で突かれます。底まで追って来ないようです。着底。反応が出ませんので上下の誘いを掛けます。直ぐに”コツ”突く様な反応が一瞬穂先に出ます。その後反応が出ませんので確認しますと、綺麗に刺し餌のイ貝が割られています。この割られ方はチヌの仕業のような気がします。2時40分頃、チヌが竿下に居るようですので、慎重に刺し餌のイ貝ダンゴを落とし込みます。途中での反応なく着底します。”コツコツコツ、グー”穂先を大きく押さえ込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”気持ちの良い感触です。一気にラインを巻きます。立ち上がった分のラインを巻いた所で、チヌのキツイ突込みをしゃがんで耐えます。耐えながら立ち上がって強引にラインを巻きます。ラインを巻いている途中で重さが乗って来ます。底近くを浮遊しているラインに引っ掛かったようです。強引にラインを巻いた所で穂先が跳ね上がります。やはり一気にある程度浮かさないと、底の障害物に引っ掛かるようです。

気持ちを切り替えて手返しを続けます。3時過ぎ、刺し餌のイ貝を慎重に落とし込みます。着底と同時に”コツコツコツ、コツコツコツ、グー”明確な反応で大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った感触が伝わって来ます。立ち上がった分一気にラインを巻きます。さらに強引にラインを巻きます。底の障害物を抜けたと思ったのですが重さが乗って来ます。浮遊する障害物に引っ掛かったようです。強引にラインを巻いた所で穂先が跳ね上がります。「う〜ん、今日も税金を払わんといかんのか〜」ガックリです。気を取り直してかかり釣りを続けます。チヌと思われる反応が出る事無く時間だけが過ぎて行きます。4時で3番筏の釣り人さんが上がられます。「お疲れ様でした。荷物を運んで頂き有難うございました。」5時の納竿時間までひたすら落とし込みを続けます。夕時合いを期待したのですが、4時頃からは餌取り達の反応もなくなってしまいます。反応の出ない時間が続きます。突然チヌアタリが出るかも知れませんので、穂先の動きに神経を集中します。徐々に納竿時間の5時が迫って来ます。何とかもう一度チヌとやり取りをしたいと、ひたすら手返しを繰り返しましたが、残念ながら、再度、チヌに刺し餌のイ貝を喰わせる事が出来ませんでした。まだまだ修行が足らないようです。

 

釣果:チヌ3枚 43.5cm 44cm 44.5cm