7月19日(水)    上佐波賀筏(晴れ)    若潮

肩の痛みもかなりましになって来ましたので、どれくらい回復しているか確認のために釣行する事にしました。釣行先はイ貝チヌ狙いで上佐波賀です。前回ギャフンといわされましたので、リベンジを兼ねての釣行です。おそらく返り討ちに遭うのは目に見えているのですが、チヌとのやり取りを楽しみたいと思っています。自宅を3時30分過ぎに出発します。国道の温度表示は22℃を表示しています。今回はR9→R27→ウスイ釣具店さん→上佐波賀のルートで車を走らせます。安全運転で舞鶴を目指します。ウスイ釣具店さんで氷中を購入します。5時20分頃に佐波賀渡船さんの駐車場に到着します。1台も車が停まっていません。船頭さんが来られるまで車の中で体を休めます。6時前、船頭さんが到着されます。お互い朝の挨拶を交わします。渡船代3000円を支払います。私1人を乗せて出船です。

6時頃に上佐波賀筏群に到着します。今回も前回と同じ4番筏に上がります。筏に上がり海の色を見ますと、前回と同様の濁りが入っています。先ずはブイに付いていますイ貝を採取して、北向きの釣座位置付近にパラパラとイ貝を撒きます。イ貝にフジツボが付き出しましたので、湾奥ではボチボチイ貝が落ち出すのではないかと心配です。イ貝を撒き終えてから身の回りの整理をします。西隣の筏のブイの所で、チヌが背びれを出してバシャバシャと、ブイに付いていますイ貝を喰んでいます。彼方此方の筏でバシャバシャとチヌがイ貝を喰んでいる音が聞こえて来ます。今回もチヌの活性が良いようです。期待に胸がときめきます。ゆっくりと仕掛けの準備に取り掛かります。(タックルは竿 1.58m リール バイキング筏44 ライン 1.75号通し 錘り なし 0.5号 0.8号 鈎 海津12号 16号)

6時25分頃からかかり釣りをスタートします。今日の刺し餌はイ貝だけです。少々無茶な選択ですが、納竿時に良かったと思えるかかり釣りになって欲しいものです。刺し餌のイ貝を、1ヒロ、1ヒロ、落とし込んで行きます。落とし込み途中での反応なく着底します。着底後直ぐに”ジビジビジビ、クー、クーク〜”弱い反応から穂先を大きく押さえ込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”重さを伴った心地よい感触が竿を持つ手に伝わって来ます。ラインを巻いたのと同時にキツイ突込みが始まります。竿を強引に起こしてラインを巻いて直ぐに穂先が跳ね上がります。「アチャ〜、1枚目をバラシてしもた!〜」ガックリです。気を取り直して刺し餌のイ貝を落とし込みます。7ヒロ位まで落とし込んだ所で、”コツコツ、クーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触が伝わって来ます。キツイ突込みでラインをジリジリと引っ張り出されます。ラインを引っ張り出されながらも、強引に竿を起こしてラインを巻きます。何度かやり取りをしているうちに重さが竿に乗って来ます。どうやらロープ状の障害物に捕まったようです。強引にラインを巻いたのと同時に穂先が跳ね上がります。「う〜ん、連続バラシかよ〜、しっかりせえよ!〜」ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。

6時50分頃、刺し餌のイ貝が反応なく着底します。直ぐに”ジビジビジビ、ジビジビジビ、ジビジビジビ”極弱い反応が穂先に出ています。穂先を押え込んで来るのを待っていますと、穂先に出ています極弱い反応が止まってしまいます。慌ててラインを巻き上げますと、綺麗に刺し餌のイ貝がなくなっています。「う〜ん、合わせ所が難しいな〜」気分転換を兼ねて筏周りを探って見る事にします。彼方此方探りを入れますが穂先に反応が出ません。7時頃、1度落とし込んだ北西角を再度探って見ます。途中での反応なく着底します。反応が出ませんので頻繁に上下の誘いを掛けていますと、”コツコツ、コツコツ、グーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。重さを伴ったキツイ突込みが始まります。ジリジリとラインを引っ張り出されます。竿で溜めて耐えながら強引に竿を起こしてラインを巻きます。キツイ突込みをいなしながら徐々に浮かせます。前に向かって突っ込んでいますので、牡蠣ロープの心配をしなくて良いようです。前方にギラッと光る魚影が見えます。間違いなくチヌです。海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ごろのチヌです。有り難い事です。漸くチヌを取り込む事が出来ましたので一安心です。肩の痛みもなく、釣座位置でひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。鈎ハズレのバラシを繰り返しながらも、8時15分頃に、8ヒロ位で刺し餌のイ貝を喰って来た40くらいのチヌを無事取り込む事が出来ました。有り難い事です。

    

8時20分頃、着底した刺し餌のイ貝を触って来ます。”コツコツコツ、クッ、クッ、クーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”気持ちの良い感触が伝わって来ます。立ち上がった分、一気にラインを巻いて底を切ります。シャープな突込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ごろのチヌです。有り難い事です。8時40分頃、着底後、刺し餌のイ貝に反応が出ませんので、頻繁に上下の誘いを掛けていますと、”コツコツコツ、グーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。一気にラインを巻きます。チヌもシャープな突込みで相手をしてくれます。徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ごろのチヌです。有り難い事です。

  

その後、チヌの気配は有るのですがなかなか鈎に乗りません。イ貝を割られたり、見逃したり、漸く鈎掛したと思っても中層での鈎ハズレで、刺し餌のイ貝は無傷で鈎についています。ガッチリ鈎掛したと思ったら、筏のアンカーロープに巻かれてのバラシと、なかなかチヌを取り込む事が出来ません。困った事です。腕が腕ですので仕方が有りません。10時過ぎ、8ヒロ位まで落とし込んだ所で、”コツコツコツ”と、刺し餌のイ貝に反応して来ます。反応に合わせて竿を送って行きます。十分に送り込んだ所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”衝撃が伝わって来ます。キツイ突込みでジリジリとラインを引っ張り出されます。ラインを引っ張り出されながらも、強引に竿を起こしてラインを巻きます。同じ動作を繰り返しながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40くらいのチヌです。有り難い事です。少しチヌが浮き気味なのか、10時15分頃、9ヒロくらいで刺し餌のイ貝を喰って来ます。元気に相手をしてくれます。40くらいのチヌを取り込む事が出来ました。有り難い事です。その後、底の障害物の餌食になったり、鈎ハズレのバラシ等で午前中のかかり釣りを終えます。

    

ゆっくりと助六寿司の昼ご飯を頂きます。しかしパラソルをしていても凄く暑いです。午前中は極弱い風でしたので暑さが身に応えます。昼から少し強めの風が吹いてくれる事を期待したいです。12時20分頃から、午後のかかり釣りを開始します。ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。1時頃、着底した刺し餌のイ貝を餌取りのような極弱い反応で触って来ます。穂先の動きに神経を集中しましたが、穂先が押さえ込まれる事無く反応が無くなります。ラインを巻き上げて確認しますと、刺し餌のイ貝が綺麗になくなっています。チヌの仕業のようです。昼からもチヌが相手をしてくれそうです。1時過ぎ、刺し餌のイ貝が着底後、穂先の動きに神経を集中していますと、”コツコツコツ、グーーー”明確な反応で穂先を大きく押さえ込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”気持ちの良い感触です。キツイ突込みを竿で溜めて耐えます。しかしジリジリとラインを少しずつ引っ張り出されます。ラインを引っ張り出されながらも、強引に竿を起こして徐々にラインを巻いて浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40くらいのチヌです。有り難い事です。1時30分頃、底で明確なアタリを空振りしてしまいます。ガックリです。2時過ぎ、底で先ほどの反応と同じような明確な反応が穂先に出ます。”コツコツコツ、グー”即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”心地よい感触です。強引にラインを巻いたのと同時に、キツイ突込みで相手をしてくれます。キツイ突込みにアタフタしながらも徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ごろのチヌです。有り難い事です。

    

午後からもチヌが相手をしてくれていますので、竿先にポロポロとイ貝を撒きながらチヌからの反応を待ちます。2時15分頃、底でチヌを掛け合わすも、またまた鈎ハズレのバラシをやらかしてしまいます。困った爺さんです。2時30分頃、気を取り直して刺し餌のイ貝を落とし込みます。着底後、反応が出ませんので上下の誘いを頻繁に掛けていますと、”コツコツコツ、グーーー”大きく穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”何度味わっても気持ちの良い感触が伝わって来ます。キツイ突込みに耐えながら徐々に浮かせます。何度もキツイ突込みで相手をしてくれますので、四苦八苦しながら徐々に浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。40中ごろのチヌです。有り難い事です。2時40分頃にもチヌを掛け合わせたのですが、底の障害物の餌食になってしまいました。残念です。底にはロープやラインの切れ端が浮遊しているようです。2時50分頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。着底。反応が出ませんので上下の誘いを掛けていますと、”ジビジビジビ、クー、ジビジビジビ、クー”少し穂先を押え込んで来た所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”掛け合わせたのと同時にシャープな突込みで相手をしてくれます。チヌとのやり取りを楽しみながら浮かせます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30後半のチヌです。有り難い事です。

    

3時頃から少し反応が遠のきます。ひたすら刺し餌のイ貝を落とし込みます。竿先にパラパラとイ貝を撒きます。なかなか穂先に反応が出ませんので、暑さの方に気が行って、暑さが身に応えます。3時50分頃、着底した刺し餌のイ貝を喰って来ます。”コツコツコツ、グーーー”即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”キツイ突込みを竿で溜めて耐えます。耐えながら強引に竿を起こしてラインを巻きます。キツイ突込みでラインを引っ張り出されます。ラインを巻けばまた引っ張り出される事を繰り返して徐々に浮かせます。中層位まで浮かせた所で急に穂先が跳ね上がります。またまた鈎ハズレのバラシです。ガックリです。4時頃、刺し餌のイ貝を落とし込みます。落とし込み途中での反応なく着底します。穂先の動きに神経を集中します。”コツコツコツ、グーーー”穂先を押え込んで来ます。合わせのポイントまで押さえ込まれた所で、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”シャープな突込みが始まります。竿で溜めて強引にラインを巻きます。障害物に捕まると困りますので強引に浮かせます。徐々にチヌが浮いて来ます。海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ごろのチヌです。有り難い事です。

チヌの喰いっ気が出て来ましたので、穂先の動きに神経を集中します。4時10分頃、途中での反応なく刺し餌のイ貝が着底します。穂先の動きに神経を集中します。”コツコツコツ、グーーー”穂先を押え込んで来ます。即、立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”キツイ突込みに耐えながら強引に竿を起こしてラインを巻きます。ラインを巻けばまた少しラインを引っ張り出されます。徐々に浮かせていた所で重さが加わって来ます。障害物に引っ掛かったようです。強引にラインを巻いた所で穂先が跳ね上がります。今日も税金を払い過ぎているように思います。気を取り直して手返しを繰り返します。徐々に納竿時間の5時が近づいて来ます。4時40分頃、着底した刺し餌のイ貝にややこしい反応が出ます。押さえ込んで来ませんので、タイミングを見計り立ち上がって大合わせを入れます。”ガツン”キツイ突込みで相手をしてくれます。キツイ突込みに耐えて徐々に浮かせます。中層辺りまで浮かせて来た所で、急に穂先が跳ね上がります。「何回バラシタら気が済むねん!〜」困った爺さんです。5時前、かかり釣りを続けながら片付けだします。片付けながらふと穂先を見ますと、”コツコツ、クー、コツコツ、クー”穂先に反応が出ています。次の反応で合わせを入れようと身構えますが反応が出ません。ラインを巻き上げますと綺麗にイ貝を取られています。残念ですがこれで竿を納める事にします。今回もバラシの連続で、ポイントを荒らしてしまい申し訳ありません。修行中の爺さんですのでお許し願います。バラシの連続でしたが、何とかツ抜けを達成する事が出来ました。有り難い事です。筏に付いていますイ貝が、何時まで持つか心配です。筏にイ貝が付いている間に、イ貝チヌとのやり取りを楽しみたいものです。

釣果:チヌ11枚 34cm 35.5cm 36.5cm 38cm 41cm 41.5cm 43cm×2 44.5cm 47cm 47.5cm