8月19日(火)    青井筏(晴れ)    小潮

お盆を挟んで酷暑と天候不順が続き、なかなか釣行する事が出来ませんでしたが、ようやく天候が安定した19日に釣行する事にしました。自宅を4時頃に出発します。国道の温度表示は24℃を表示しています。かろうじて熱帯夜を免れたようです。観音峠を降り切った所で携帯を忘れた事にきずきますが、戻るとかなりの時間的なロスになりますので、戻らないでこのまま舞鶴を目指します。今日は釣行先が青井の為に、黒鯛釣具さんには寄らないで、西舞鶴で餌等を調達する事にします。ウスイ釣具さんで、サナギ1袋、オキアミLL1パック、土中1箱を購入します。5時45分頃に青井のマル拓渡船さんに到着します。事務所に船頭さんが居られないので船着場に車で向かいます。船着場に船が有りません。釣り人さんを送って行かれているようです。船着場に荷物を降ろして、車を事務所前の駐車場に持って行きます。3台の車が停まっています。車を停めて船着場に歩いて向かいます。暫く船着場で待っていますと、船頭さんが先客さんを降ろされて帰って来られます。挨拶を済ませてから荷物を船に積み込みます。私1人を乗せて出船です。

6時頃に青井筏に到着します。渡船あおいの釣り人さんも含めて6人の釣り人さんが竿を出されています。船着場から4列目の中程の筏に上げて頂きます。筏に上がり海の色を見ますと、先日の大雨の影響で濁りが入っています。この濁りが良い方向に働く事を期待したいです。心配していました毛虫は湧いていません。一安心です。今日一日、穂先に集中する事が出来ます。有り難い事です。釣座位置を西向きに構えます。先ずはブイに少し付いています貽貝を採って、釣座位置付近にパラパラと少しだけ撒いてから、ゆっくりと仕掛けの準備をします。(タックルは竿 1.5m リール バイキングST44 ライン 1.75号通し 錘り ゴム張り 0.5号 鈎 海津12号)

6時30分頃、先ずは貽貝を刺し餌にして落とし込みます。1ヒロ、1ヒロ、慎重に落とし込んで行きます。上層、中層では刺し餌の貽貝を触って来ません。着底。ラインの糸フケをすばやく取ります。穂先の動きに神経を集中します。しかし、刺し餌の貽貝を触って来ませんので、穂先には何の反応も出ません。暫く静観していましたが、反応が穂先に出ませんので誘いを掛けます。上下の誘いを頻繁に掛けますが、刺し餌の貽貝を触ってくる魚は居ないようです。ラインを手繰り上げてサナギを刺し餌にして前方に投入します。着底と同時に”コツコツ”とした反応でサナギを取られます。次は自宅から持参しましたコーンを刺し餌にして同じく前方に投入します。サナギと同じく着底と同時にコーンを取られます。瞬殺状態です。餌取り達の活性はかなり高いようです。オキアミを落とし込んでも瞬殺状態と想像出来ますので止めておきます。

6時50分頃からダンゴ釣りを開始します。ウスイ釣具さんのオリジナルダンゴです。赤土ではなく砂のようです。手が汚れ無い事が気に入りました。餌取り達の活性を考えますと単一の刺し餌では太刀打ち出来ないと考えまして、抱き合わせの刺し餌で餌取り達の猛攻に対抗する事にしました。オキアミとコーン、オキアミとサナギ、サナギとコーンの組み合わせです。抱き合わせの刺し餌をダンゴに包んで手返しを繰り返します。時々、小ハタ、小チャリコ、ベラ、小フグが鈎掛かりして海面に姿を現します。餌取り達の活性は非常に高く、相変わらず刺し餌は瞬殺状態です。粘り強く手返しを繰り返します。7時45分頃、サナギコーンをダンゴに包んで投入します。着底。まだボラが回って来ていませんので、ダンゴを突く反応が穂先に出る事は有りません。ダンゴが自然に割れます。餌取りの反応が穂先に出ません。穂先の動きに集中します。”コツコツ、グッ”と、強い反応で穂先が小さく押さえ込まれます。即、大合わせを入れます。”ガツン”。心地よい感触が竿を通して伝わって来ます。間違いなくこの感触はチヌのようです。一気に筏の中に向かって突っ込みます。竿でためて突っ込みに耐えます。徐々に竿を起こします。起こした分一気にラインを巻きます。底を切りましたので、チヌとのやり取りを楽しみながら徐々に浮かせます。良く突っ込んで相手をしてくれます。濁りが入っていますのでなかなか姿が見えません。ようやく海面直下にチヌの姿が見えました。この瞬間がたまりません。海面に浮かせて無事タモに収まります。30中ごろのチヌです。有り難い事です。

 

チヌが来てくれましたので手返しにも力が入ります。しかし、なかなかチヌと思われる反応が穂先に出ません。ひたすら手返しを繰り返します。8時10分頃からボラのダンゴ突きが出だします。ボラがダンゴを突き出してからサナギが残るようになります。8時55分頃、サナギが残りだしましたのでサナギコーンハリスダンゴを投入します。着底と同時に”ゴツゴツゴツ、グッ”と、穂先が戻らない反応が出ます。即、大合わせを入れます。”ガツン”。竿を通して伝わってくる感触は間違いなくチヌのようです。あまり大きくは無いようです。竿を強引に起こして底を切ります。夏チヌの突っ込みを楽しみながらやり取りをします。元気良く相手をしてくれます。十分にチヌとのやり取りを楽しみます。海面に浮かせて無事タモに収まります。カウントサイズでは有りませんが、相手をしてくれた事に感謝したいです。

ボラが激しくダンゴを突いてくれますので、チヌが刺し餌を喰って来る可能性が非常に高いですので、穂先の動きに神経を集中します。9時10分頃、オキアミサナギの抱き合わせの刺し餌で小チヌが相手をしてくれたのを皮切りに、小チヌ達がダンゴに寄って来て相手をしてくれるようになります。刺し餌をダンゴに包んだりハリスダンゴにしたりと目先を変えてチヌを狙います。10時50分頃、調子に乗ってボラの刺し餌の吸い込みアタリを合わせて大ボラを掛けてしまいます。掛けてはいけないボラを掛けてしまいましたので、ボラのダンゴ突きがなくなるのではないかと心配しましたが、中層辺りからダンゴを突いて来ましたので一安心です。しかし、ダンゴを確りと握らないと割られてしまいます。少々厄介です。11時20分頃に小チヌが相手をしてくれた後は、ボラのダンゴ突きも遠退きチヌの反応もなくなってしまいます。急激にボラとチヌの活性が落ちてしまったようです。しかし、午前中に大半が小チヌですが、9枚のチヌが相手をしてくれました。有り難い事です。

昼ごはんを食べて午後からのかかり釣りに備えます。手返しを繰り返しますが、10枚目のチヌをなかなか掛け合わせる事が出来ません。ボラのダンゴアタリも忘れた頃に出るくらいです。サナギは喰われる事無く上がって来ます。残る刺し餌のサナギを主な刺し餌にして手返しを繰り返します。2時30分頃からボラのダンゴ突きが連続して出ます。チャンスです。手返しにも力が入ります。2時40分頃、サナギコーンハリスダンゴを投入します。着底。ボラがダンゴに反応しています。ボラにハリスダンゴを割られます。穂先の動きに集中します。”コツコツ、グッ”と、強い反応で穂先が押さえ込まれます。即、大合わせを入れます。”ガツン”。重さは感じませんが、心地よい突っ込みの感触が伝わって来ます。小チヌのようですが元気一杯に相手をしてくれます。小チヌとのやり取りを楽しんで10枚目のチヌをタモに収めます。有り難い事です。後は良型以上のチヌが来てくれる事を期待して手返しを繰り返します。3時10分頃に小チヌが相手をしてくれたくらいで、期待していました良型以上のチヌが、納竿時間と決めています5時までに、相手をしてくれる事は有りませんでした。今日は大半が小チヌでしたが、数釣りを楽しむ事が出来ました。有り難い事です。次回は良型以上のチヌが相手をしてくれる事を期待したいです。

 

釣果:2枚 30.5cm 37cm  

     (小チヌ:9枚 26cm〜29.5cm)